Googleがモバイルファーストインデックスに2020年9月から移行すると発表しました。
通称、MFIです。
簡単にいうと、スマホサイトを評価しますよ!
ってことです。
モバイルファーストインデックスの詳細についてはあなたのホームページ モバイルファーストインデックス(MFI)の準備できてる?を参考にしてください。
さて、あなたの会社のWEBサイトはモバイル対応になっていますか?
ちゃんとスマホ対応になっているから大丈夫!
と思っていませんか?
まずは、Googleから提供されているモバイルフレンドリーテストでチェックしてみましょう。
モバイル(スマホ)対応になっていなかったら、2020年9月までにWEBサイトのリニューアルを検討することをおすすめします。
ただ、リニューアルといってもWEBサイトの目的は様々です。
デジタル時代の消費者はオンラインとオフラインの区別はありません。
もっというと、リアルとデジタルをわけず、自社のブランド体験をシームレスに提供できるかが重要となります。
WEBサイトの目的もブランド力強化、集客力強化、採用力強化と大きく3つあると思いますが
このブログでは、WEBサイトのリニューアルをブランディングと位置付けて行うケースを紹介したいと思います。
ブランディングという言葉をよく耳にするなか、具体的に何をすればいいか分からないと感じていませんか?
細かいブランディングのこととかブランディング事例とかは後でググってもらって、ここではブランド戦略の概念ではなく、できる限り、具体的なタスク内容を記載します。
- CI言語の整理と確認!
- タッチポイント調査!
- CI言語が公式サイトに反映されているかチェック!
- リニューアルを会議で提案しよう。
1.CI言語の整理と確認!
まずは、ブランディングに必要な言葉の理解から!
CI= MI+BI+VI
CI=MI(理念の統一)+BI(行動の統一)+VI(視覚の統一)
CI(コーポレートアイデンティティ)とは?
企業理念、ビジョン、ブランドメッセージ
VI(ビジュアルアイデンティティ)
ロゴ、商品、商品パッケージなど
BI(ビフェイビュアアイデンティティ)とは?
振る舞い、社風など
MI(マインドアインデンティティ)とは?
理念、行動指針など
社内にある理念や行動指針など、明文化されている社内の言葉を集めます。
理念、ビジョン、スローガン、社訓やモットーなど、社内で浸透している言葉などをしっかり整理していきましょう。
特に、ロゴの意味やできた背景。創業ストーリー、数年先の未来を語る経営者のビジョンなどもコンテンツとして整理しておきましょう。
自社のUSPもしっかりと明確にしましょう。
USP(Unique Selling Proposition)とは?
一言で言うと強み、独自性のことです。
また、自社のメインターゲット層も整理しておきましょう。具体的なペルソナを設定し、インサイトも捉えておくとより、オウンドメディア構築や広告クリティブに良い影響を与えることができます。
- CI(理念やビジョンなど会社内にある言葉を整理する)
- 自社のUSPを明確にする
- 自社のメインターゲットのペルソナ設定、インサイトをしっかり捉える
2.タッチポイント調査!
上記CI、自社のらしさをしっかりと理解し、頭に叩き込んだうえで、実際にお客様にどう見られているか、どういう印象を与えているかなど、あらゆる接点を洗い出し、調査分析を行いましょう。
自社(自社商品)とお客様の接点であるタッチポイント(コンタクトポイント)と言います。お客様の視点で、自社や自社商品がコミュニケーションする接点をちゃんと知ることがとても重要です。広告とか名刺、カタログ、封筒、お客様と接するあらゆる機会がタッチポイントになります。
可能であれば、ペルソナ別のカスタマージャーニーマップも作成されることをお勧めします。
- 会社のパンフレットや名刺、カタログ、パッケージなどあるもの全部集める
- どのメディアがお客様のどのシーンで接点をもうけるかを書き出す
- どういう印象を与えているかをブレストあるいや取材、調査する
3.CI言語が公式サイトに反映されているかチェック!
公式サイトは自社のブランドを反映する一番重要なオウンドメディアです。
CI言語がしっかりと見た目で表現されているかをチェック、分析していきましょう。
- 1.でまとめた、CI言語を整理したものを手元におき、自社のらしさ、CIが表現されているかをチェックしていきましょう。
- TOPページは、自社のらしさが反映されておりますか?印象、記憶に残りますか?
- 企業理念などCI言語はコンテンツとして整理され、分かり易く表現されておりますか?
- 自社のUSPが反映されておりますか?
- ペルソナ、インサイトを捉えたコンテンツが充実していますか?
できれば、上記のようにチェック項目を用意し、他社員の方にもチェックしてもらい、調査の母数を多くすることをお勧めします。
4.リニューアルを会議で提案しよう
「そのサイト、しょぼいし、デザイン古臭いからリニューアルして。あとは任せた。」
えっ、部長、そんな何の根拠もなく、感覚でリニューアルしていいんですか!!と思いながらリニューアル担当になった経験はありませんか?
もうご安心ください。上記のブランディング1~3のステップを踏んでいるので、ブランディングの観点から現サイトの課題が浮き彫りになっていると思います。
リニューアルのプロジェクトリーダー、こんな面白い仕事はないです。
なぜなら、リニューアル=リ・ブランディングだからです。
会社の公式サイトをリニューアルすることは、会社が一新すること、新社屋を建設することと全く同じと言っても過言ではございません。
なので、リニューアル担当に任命されたら、自分がブランドプロデューサーだ!と威張り散らしながら進めてください。あなたの手腕次第で、業績も給料も右肩上がりになること間違いなし!
ブランディングができるWEB担当者へ進化していきましょう!
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