アイドマは基本だけど進化している
スマホの普及、SNSが日常生活に浸透するなか、消費者の行動も変化しています。
AISCEAS、AIDA、SIPSのフレームワークを紹介します。
テレビ全盛期
AIDMA(アイドマ)モデル
- Attention (注意)
- Interest(興味関心)
- Desire(欲求)
- Memory (記憶)
- Action (行動)
例:テレビで車のCMを見て、覚えておいて、日曜日に店舗へ行って試乗する。
検索全盛期
アイシアス(AISCEAS)、アイダ(AIDA)モデル、AISAS(アイサス 電通商標登録)モデルなど。概念はほぼ同じで、ここでは、AIDA,AISASの詳細は省きます。
アイシアス(AISCEAS)
- Attention (注意)
- Interest(興味関心)
- Search (検索)
- Comparison (比較)
- Examination (検討)
- Action (購買)
- Share (情報共有)
例①:テレビでダイソンのCMを見て、興味を持ち、検索。他の掃除機と比べて良さそうだし、口コミも良かったので購入。実際に良いものだったので、facebookで情報共有。
例②:業界紙に社員満足度向上を手掛けるA社の記事が載っていた。ちょうど考えていたためA社と、検索して探した同業他社B社C社からも提案をもらい、検討の結果、B社を導入。B社の提案通り施策を実施したら大成功だったので、友人の社長にも紹介したいので、facebookでシェアをした。
今?
SNS全盛期
SIPS(シップス)モデル
- Sympathize(共感する)
- Identify(確認する)
- Participate(参加する)
- Share & Spread(共有・拡散する)
例:商品ブランドなど友人などのレビューを見て共感し、購買を検討。さらに、一度自分で確認し、購入や応援、伝道者として参加し、共有、拡散する
図表出典:電通「SHIPS:来るべきソーシャルメディア時代の新しい生活者消費行動モデル概念」
まとめ
時代とともに、ユーザーの消費行動は変化。
企業の一方的なマスマーケティングにおける情報発信では、通用しなくなった。
ソーシャル時代では「共感」し、身近な人から支持を得られるかがポイントになる。
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