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オウンドメディアマーケティング【キーワード編】

Hiroki Teruya By Hiroki Teruya
オウンドメディアマーケティング【キーワード編】
オウンドメディアマーケティング【キーワード編】
7:10

オウンドメディアを構築する方法として4つのステップのSTEP2~ペルソナ設計編~でペルソナ設計、設定をする目的と方法、カスタマージャーニーマップの作成する意味などもご紹介しました。

今回は、マーケティングの基本でもある、3c分析とキーワードマーケティングについてご紹介したいと思います。

 

オウンドメディアマーケティングの4STEP

 

 

3C分析とは

 

市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの視点で分析することで、勝てる戦略を導きだす、基本分析です。

孫氏の兵法でいうなら「敵を知り、己を知れば、百戦殆うからず」ですね!

一番いいのは、「戦かわずして勝つこと!」と孫子は言っています。

WEBで成功する秘訣も、まさしく孫子の兵法と同じなんです。

どの市場、ターゲットを狙うのか?競合はどんな相手で、何が強くて弱いのか?

競合と比較して自社の強みはなんなのか?USPは発揮できるだろうか?

いろいろ疑問になりますね。そういう視点で分析していきます。

一番いいのは、戦わずして勝つこと!

その為には、ニッチ市場を狙う。競合が参入していない、あるいはWEBに力を入れていないところは何か?自社の強みが発揮できるところはどこなのか?そこが狙えたら、問合せが増え、売上が増え、利益が増え、笑顔が増えます。

私のお客様も、新規事業を始めて、ニッチ市場を狙い、3c分析をしっかりとし、USPが際立つサイトデザイン、コンテンツにしたところ、サイト公開後、8か月で1000万の受注をしたケースなども多々あります。

では、早速、3C分析の手順についてご紹介します。

分かり易く、金属加工会社(切削など)で考えてみたいと思います。

 

3C分析の手順

 

市場分析の方法

■マクロ視点

製造業の市場動向はどうなっているのか?伸びているのか?衰退しているのか?

伸びている市場はどこなのか?などなど、国が出している統計情報や、リサーチ、コンサルティング会社など(矢野経済研究所)などのデータを見て、市場の動向をつかみます。

例えば、産業用ロボット、医療機器、航空宇宙、電気自動車、自動運転関連の車載装置など、細かく見ていけば、今後伸びる市場がみえてきます。

また、金属加工であれば、金属の材料の出荷状況や世界的に伸びる材料は何か?をつかむことも重要です。

最近のトレンドである3Dプリンタ。金属の3Dプリンタも登場してます。

 

■キーワード視点

YahooとGoogleのキーワードアドバイスツールを利用しましょう。アカウント登録すれば、無料で利用可能です。

登録方法などは、「キーワードアドバイスツールの登録方法」とか、「キーワードアドバイスツールの利用方法」とかでググれれば、色々情報が出てきますので、ここでは紹介を省きますね。

そこで、自社で現在行っている仕事関連のキーワード入れていきます。

例えば、「切削加工」とか「NC旋盤」「マシニング加工」「5軸」「インコネル加工」「難削材加工」など関連キーワードを入れると、検索者が検索してくるであろう関連キーワードをGoogle、Yahooがアドバイスしてくれます。とても便利です。

そこで、検索ボリュームや検索推移、検索エリア、検索デバイスの傾向なども把握できます。

 

■キーワードでねらうべき市場を考える

あくまで、経験値ですが、Google、Yahooで検索ボリュームの総計が8000くらいあれば、狙える市場です。

ニッチは、反響でやすいですが、ニッチすぎると、誰も検索してこないという、魚のいない釣り場で餌をまいてしまう現象がおきます。

ある程度市場規模のあるところを狙いましょう。

 

競合分析について

 

狙うべき市場を明確にしたら、そのキーワードで検索してみましょう。

例えば、「マシニング加工」と検索します。

出てくる、会社はどんなところでしょうか?

また、リスティング広告は出してますか?検索で上位5位までの会社は、どんなサイトですか?

TOPページデザインは、ペルソナにあったデザイン、コピーですか?

ユーザーにとって、見やすい、分かり易い、使いやすいですか?

事例は豊富ですか?更新頻度は高めですか?facebookなどSNSと連動してますか?

お客様の立場にたって、競合サイトを見てみると、色々、課題が見えてきます。

 

■スマホでも検索してみる

スマホ対応のサイトになってますか?Googleはスマホ対応しているサイトは評価を高くします。モバイルフレンドリーという評価基準です。モバイルフレンドリーについては別で書きたいと思います。

さきほどの、キーワードマーケットでは、スマホから50%の方は検索してきてます。

もう、スマホ対応は、BtoBのサイトにおいても、避けては通れませんね。

 

自社分析

■露出

狙うべき市場を明確にしたら、自社サイトが上位に表示されるか、キーワードで検索してみましょう。SEO分析の無料ツールは多くありますので、検索してみてください。

 

■デザイン

TOPページのデザインは、3秒で続きが見たい!と思わせられるTOPデザインですか?

どんなに、技術が素晴らしくても、門がまえのTOPページのデザインが、まずそうなら、誰も中に入りません。WEBでキタナシュランは通用しません!

 

■コンテンツ

ペルソナ、お客様の立場になって、自社のサイトを見てみましょう。

求めている情報はありますか?

不安を払拭する情報はありますか?

信頼性が持てますか?

更新はされてますか?放置ですか?

問合せはし易いですか?

スマホ対応してますか?

この会社に依頼するメリットは?

他社と比較して、何が強みなの?

などなど、お客様の立場で自問自答すると、課題が見えてきます。

 

自社サイト分析のポイントは、狙うターゲットに見られているか?

ペルソナにそったコンテンツか?

USPが明確で、クリエイティブで表現されているか?

 

まとめ

 

オウンドメディアを構築する前に、まずは、3C分析をする。

市場・キーワード分析、競合分析、自社分析は、お客様目線で客観的に分析してみる。

「戦かわずして勝つ!」を目指しましょう。

 

ブランド戦略の作り方ガイドはこちら!

 

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