前回は、オウンドメディアを構築する方法として4つのステップのSTEP1ゴール設定をSMARTの法則を利用するノウハウをご紹介しました。今回は、ペルソナ設計、作成の方法をご紹介します。
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一言で表すと、顧客の人物像のこと。
あなたの会社に売上、利益貢献をしているお客さんって、誰ですか?3名ほどイメージしてください。
恐らく、○○会社の○○さんとか、浮かびますよね。その方のこと、良く知ってますか?
仮に、鈴木さんだとして、鈴木さんの会社の役割や立場を知ってますか?
人生や仕事においてのゴール、直面している課題、努めている会社の規模や従業員数、主な情報入手先は知ってますか?
あなたの商品を買う方法はWeb?FAX?メール?電話?対面?
などの質問に対して、具体的に応えられるはずです。
仮に、鈴木さんの為にテレビ番組をつくるなら、どんな番組がいいでしょうか?
鈴木さんが欲していることを深く知っているなら、お笑い番組がいいのか、ドキュメンタリーいいのか、時代劇がいいのか、すぐにピンとくるはずです。
鈴木さんにウケたなら、似たような傾向の鈴木さんのお友達にもウケます。
それがペルソナ設計をするポイントになります。
具体的な質問項目をうめることで、人物像を明確にすることができます。
できれば、あなたのお客様に直接インタビューしたり、アンケートをとったりすることをお勧めします。
ペルソナ設計7つの質問
1.役割について
2.ゴール
3.チャレンジ
4.会社について
5.情報源について
6.個人的な情報
7.購入手段
ペルソナ設計後は、カスタマー(バイヤー)ジャーニーマップを作成することをお勧めします。
ペルソナ、ここでも鈴木さんとしておきます。
鈴木さんは、あなたの商品、サービス、会社に出会い、購入し、リピートするまでの一連の行動プロセスを、ジャーニー(旅)に例えて、マップをつくることです。
仮に、あなたの会社は、精密なネジを製造する金属加工メーカーだとします。
鈴木さんは、産業用ロボットの設計担当で、精密でかつ精度の高い信頼できるネジを国内で探していたとします。どのような手段で、あなたの会社、ネジに出会うでしょうか。
例えば、製造業では、イプロスというポータルサイトやNCネットワークなどのマッチングサイトなどがあります。そこに登録していて、何かしら競合他社より目立っていたら、見つけられるかもしれません。あるいは、東京ビックサイトの展示会で、他社より差別化して特徴があり、ブースの演出がうまければ、出会うかもしれません。
あるいは、プレスリリースの記事でみるかも知れませんし、工業協会で出版している業界誌で知ることになるかもしれません。
もしかすると、Google検索で「精密ネジ、国産、SUS」など具体的なキーワードで検索して知るかもしれません。
あなたのサイトを見てお問い合わせし、ニーズに合ったネジのサンプルを提供したことで、受注し、リピートしていくかもしれません。その鈴木さんが、他メーカーにあなたのネジを紹介するかもしれません。
購入前、購入、購入後の流れ細かくみていくと、鈴木さんの心が動き、行動するきっかけ、やタッチポイント(なんらかの接点)が必ずあります。
それを、全て見える化していくことで、必要なタイミングに必要場所で、必要な情報や体験を提供することができます。
オウンドメディアを構築するうえで重要な、ペルソナ設計、カスタマージャーニーマップについてご紹介しました。
こういうマーケティング概念は欧米から日本に、輸入されますが、日本にはお客様のことを想い、お客様に合わせて気遣いをする「おもてなし」の精神が根強く残っています。
あなたのお客様に、最高の「おもてなし」していますか?
次回はSTEP3キーワードマーケティングを掘り下げてノウハウをご紹介します。
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