前回は、オウンドメディアを構築する方法として4つのステップのSTEP3キーワードマーケティングについてのノウハウをご紹介しました。
今回は、コンテンツ設計方法をご紹介します。
3C分析を踏まえた上、市場ニーズに応え、競合他社とは差別化した形で御社の強み・特徴を訴求させたコンテンツを作成します。
顧客にとってより有益な情報を提供するとともに、御社独自の強み・特徴を打ち出すことで、お問い合わせ率を向上させることが可能です。
コンテンツマーケティングという考え方
Webでユーザーを獲得するにあたり、低コストで実現できる最も有効的な手法です。
コンテンツマーケティングとは、見込客や既存顧客にとって役立つコンテンツを提供して広めていくことで、最終的に自社の利益につながる行動を起こさせるというマーケティング手法です。
オウンドメディアにおけるコンテンツマーケティングとは、検索されるキーワードからユーザーニーズを読み解き、求めている情報を記載したコンテンツを作成します。
そうすることで、検索された際に該当コンテンツが表示され、集客することが可能です。
様々な顧客の「悩み」「疑問」が検索キーワードとなり、 サイトへの訪問につながります。
SEOライティング
SEOライティングはオウンドメディアを成功させる上、最も重要な要素の一つです。
チラシや雑誌などは書店に並ぶことで必ずユーザーの目に触れますが、オウンドメディアはそうではありません。
検索市場に存在するキーワードをコンテンツ内に散りばめ、検索時に上位に表示させるためのSEOライティングを行います。
戦略を形にする ~コピーライティング~
コピーライティングの役割と重要性
・「目的を達成するための戦略的なコンテンツの企画設計」=コンテンツマーケティング
・「最適化されたキーワードを文章にするSEOライティング」=Webライティング
上記の2つのコンテンツプランニングを有効に活かすためのクリエティブとして、極めて重要なのが、コピーライティング( 見込み客の行動を促すために使う言葉)要素です。
ユーザーの注意喚起に直結するキャッチコピーやネーミング、記事コンテンツを熟読してもらい、かつザッピングリーディングにも対応する見出し設計。
コンテンツを求めているユーザーにいかに正確に伝えるか、いかに多くのユーザーに伝えるか。そしていかに人の心を動かすか。これがオウンドメディアにおける「コピーライティング」の重要な役割となります。
「優れたコピーこそが、人の心を動かす。」
アメリカの広告業界で伝説と呼ばれるジョン・ケープルズの言葉。
3C分析をしたうえで、自社の強みをペルソナに合った魅力的なコンテンツを作成し広めていくことが重要です。
そのコンテンツは、キーワードマーケティングをしっかりと行い、SEOを考慮した心を動かす、コピーライティングが肝になります。
デジタル世界になっても、結局は「言葉」が人の心を動かすんですね。