沖縄ブランディングlab

テレワーク(リモートワーク)は社内ブランディングが重要

作成者: Hiroki Teruya|20/07/27 8:37

こんにちはブランドバディーズの照屋です。

国の働き方改革やコロナウイルス、東京オリンピック開催に向けてテレワークが注目され、大手企業を中心に導入が加速しています。

ブランドバディーズでは、リモートワークを前提とした組織づくりを行っており、クライアントから、どうやってるの?と相談が増えてきているので、社内の情報を一部公開したいと思います。

 

BrandBuddyz(ブランドバディーズ)は、社員全員がリモートワークで、中にはアメリカに住んでいるスタッフもいます!

もちろん、集客・お客様とのやりとりから納品までもオンラインにて行なっております。

弊社では小規模事業者や中小企業、県内外の大手企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進サポートも行なっていますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

 

採用について

 

昨年8月に試しにインディードの無料機能で2日間募集してみました。

たった2日で、全国から20名エントリーがあり、びっくりしてすぐに募集を締め切りました。

なぜ、こんなに短期で集まったかを分析しました。

募集要項には下記を記載。

  1. 出勤不要
  2. 週1日1時間からOK!
  3. 未経験OK!

わかったことは、日本、沖縄どこも人材不足で人が集まらないと言われていますが、働きたい人はたくさんいるということです。

人材不足ではなく、人財活用不足だと思います。

エントリーしてきた方は

  • 子育て主婦の方
  • 自宅で在宅看病をしている方
  • 身体が弱く、外に出ることが難しい方
  • 家庭の事情でフル出勤ができない方
  • 副業で自分のスキルを実践で磨きたい方

などなど、求職者の事情はそれぞれ、多様です。

働きたい人はいるけど、働ける環境を提供できる会社がない。

これが人手不足の原因ではないでしょうか。

私自身、母親がガンで、自宅介護の経験があり、リモートワークの可能性を肌で感じていました。

 

働きたいけど、働けない。

世の中にたくさんいると思います。

 

2日間で20名集まった方たちのなかから、スカイプやZoomで面談をしました。

出勤不要、フルリモートで未経験の方を採用し、教育し、仕事を任せるということはなかなかハードルが高いです。

そこで、

  • 自社のビジョンやミッションに共感するか?
  • アウトプット力があるか?

これらを判断する必要がでてきました。

 

採用テストについて

セミナーで使用した、ブランディングのスライドを共有し、500文字で感想文を書いてもらうことにしました。

ただし、Googleスライドで共有し、Googleドキュメントで共有してもらうよう依頼をしました。

Googleで作成を依頼したのは、クラウド上で仕事ができるかを判断することでした。

アウトプットをしていただくことで、その人の感性や考え方、文脈から価値観を読み取ることができます。

 

採用後に価値観を共有

リモートワークは、働く時間や場所がバラバラなので、自社のビジョンやミッション、行動指針について深く理解していただくことが必要です。

会社の考え方を動画にして、従業員に共有しました。

自社の価値観を伝えることで、個人と組織の共感ポイントを知ることができます。

社内向け限定公開動画を共有します。

ぱぱって作ったので、クオリティーは悪いです。(笑)

 

動画の内容

【BrandBuddyz合同会社について】

 

フルリモートで仕事をする場合、働く人も自律する必要があります。

前提として、精神的に自律していない人、セルフマネジメントができない方は採用しません。

リモートワークをするうえでの、仕事のスタンスについても動画で共有しました。

【仕事をするうえでのスタンスについて】

 

これらは知識やスキルを習得する前に、会社の向かう方向性を示し、考え方を共有することで、インナーブランディングになります。

業務に必要なスキルや知識、クラウドツールの操作方法も全て動画にして、共有しています。

 

普段のコミュニケーションはチャットやZoomを使い、フォローを行っています。

ブランディングは、一般的に社外に向けて発信すると思われがちですが、ブランディングで最初にやることは、社内です。

社内のブランディングを、インナーブランディングと呼びます。

今後、テレワーク(リモートワーク)が普及すると、会社組織は、個人の自律を促し、異なる考えやアイディアを共有、実践するコミュニティーになっていくと思います。

そのコミュニティーは複数あり、働く人は、自分の価値観と合うコミュニティーを横断することが、これからの働き方ではないかと思います。

私自身、ブランドバディーズの会社を経営していますが、他の会社の名刺をもって複数の立場で仕事をしています。

 

リモートワークが普及すれば、もっと活きいきした社会になるのではないでしょうか。

他にも、テレワーク(リモートワーク)の組織づくりで気づいたことなどはブログで共有しているので、お役に立ててもらえれば嬉しいです!

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