こんにちは、ブランドバディーズの照屋です。
写真は、僕の大好きな浜比嘉島の海です。
うるま市にある海中道路から浜比嘉大橋をわたり、たどりつく琉球開闢の祖が眠る島。
島まるごとパワースポットです。
家から車で20分くらいにあり、ほぼ毎週家族で遊びに訪れている島です。
デジタルブランディングという領域の仕事をしています。
簡単にいうと、WEBサイトをつくったり、SNSの運用をしたりしています。
2018年に会社をつくりました。
設立当時は、沖縄のWEBコンサルティング会社に勤めていました。
サラリーマンをしながら、会社を設立しました。
いわゆる、複業。
パラレルワークです。
もともと、独立しようと20代に決めていました。
でも、もっと経験積んでから。
もっと、お金が溜まってから。
もっと、準備してから!
ってずっと先延ばしをしていました。
でも、その時は突然やってきました。
サラリーマンをしながら、会社をつくったのは、
母親の余命があと1ヶ月足らずってわかったからです。
今、コロナで大変な時期です。
沖縄でも感染者が増えてきました。
身近な人も「感染した!」とか声が聞こえてきそうです。
話しを戻します。
母親は63歳でなくなりました。
僕が独立して2ヶ月後です。
サラリーマンをしながら、会社をつくったのはシンプルです。
母親に「独立したぜ!」って自慢したかったから。
僕にとって、すぐにできる親孝行は、独立することでした。
僕は3人の子供がいます。
親の立場になってはじめて、親の気持ちを少しは理解できるようになったと思っています。
いろいろ苦労かけてたんだなーって。
親は、子供の成長を喜びます。
子供を一人前にすることが親の役目だと思います。
だから、子供は一人前になった。
「あなたの子育ては間違っていなかった」
そう、思ってもらいたく、お金がないのに無理やり前職の社長に交渉して独立しました。
それが、独立の経緯です。
「小さな会社はテレワークすべき!メリットたくさん」ってタイトルにしているのに、なぜ独立の話しをしたかって?
それは、テレワークだと、働く時間、働く場所に制限がなくなるからです。
経営者にとっては、メリットだらけです。
僕は、介護をしながら、営業職にもかかわらずずっとテレワークをしています。
独立する前、1年間はテレワークで営業活動をしていました。
母親を看病しながら、定時の仕事をするって、結構大変です。
当時の社長は、僕の状況を理解してくれたので、特例でさせてくれました。
感謝しかないです。
ありがとうございます。
自分が介護や自宅看病をするようになって、当事者になってわかったこと。
それは、仕事をしたくても、定時で会社に出勤するという物理的、時間的な制約が出てきます。
でも、リモートワーク・テレワークなら、その物理的制約をぶっ壊すことが可能です。
それを肌で実感しました。
だから、僕が会社をつくったら「出勤不要のフルリモートにする」って決めてました。
資本金もないから、事務所も借りれない、社員を雇えない。
そんな状況でもおかげさまでお仕事を依頼してくれるお客様にも恵まれました。
でも、1人でできることには限界があります。
フリーランスにお仕事をふるほどでもないタスクって、結構あります。
子供も小さいので、朝4時に起きて仕事をして7時に朝ごはんをつくって、8時に子供を保育園や学校に送って、9時から営業活動して、18時までに3人をお迎えして。
19時に夜ご飯をつくって、22時に子供を寝かしつけて・・・。
これの繰りかえしです。
今も変わっていませんが、1日に1人でできることには限界があります。
社員を雇いたい。
自分の右腕、左腕、頭になってくれる人が欲しい。
ずっと、ずっと思ってました。
でも、社員を雇うほどの余裕がない。
そこで、思い切って、パートを募集しました。
インディードに無料掲載をしました。
僕のような超がつくミニミニ小規模事業者には誰も応募をしてこないと思ってました。
2日間だけ無料掲載しましたが、全国から20人応募がありました。
びっくりして、すぐに募集を締め切りました。
そのあとも、自社のWEBサイトの問合せフォームからも働きたいというメールが届き、2日間募集掲載後、1ヶ月後も20名近く応募がありました。
僕が掲載した内容は3つです。
1.出勤不要!
2.週1日1時間からOK!
3.未経験OK!
こんなミニミニ小規模事業者の会社に全国から応募がくるとは思ってもみなかったです。
当時は、日本全体、沖縄でも深刻な人手不足でした。
いわゆる、売り手市場です。
でも、トータル40名の応募がくる。
しかも、採用活動はたったの2日間で広告費用もかけていません。
僕は思いました。
人材不足ではない。
「人財活用不足」だと。
働きたい人はたくさんいる。
でも、働きたい、働ける会社がない。
ただそれだけです。
世の中には才能があるのに、埋もれている人が大勢います。
見つけてもらいたい。
発見されたい。
でも、1人で悩んでいる人がたくさん。
僕のように、母親が病気で、看病しながら、自分のことより、人のことに時間とお金をかけている人が大勢いる。
このことに気付きました。
そこから、僕の挑戦ははじまりました。
僕の会社、ブランドバディーズは、ブランドのバディーという意味で、バディーとは相棒です。
事業内容は、WEBサイトを作成したりしています。
全くの未経験の方を採用し、即戦力に育てることができれば、超強い組織になると、思いました。
でも、結構大変です。
理由は、出勤不要なので、基本在宅です。
合わずに、知識、ノウハウ、経験をオンライン上だけでトレーニングします。
しかも、オンライン上だけで、プロジェクトを遂行していきます。
フリーランスのように、どこかのWEB会社や開発会社にて、トレーニングを受けていて、経験がある人なら、そんなの簡単です。
でも、パソコンを触ったことあるくらいのレベルの子をゼロから育てて即戦力にしていくには、とてもハードルが高いです。
僕は、全て動画にしました。
自社の理念や考え方、仕事のスタンス、Googleの操作方法やWordpressの操作方法、SEOの考え方からライティングの仕方、リサーチの仕方などなど、動画コンテンツにして、トレーニングしています。
クラウドのタイムカードの押し方まで動画にしてレクチャーしています。
普段は、チャットとタスク管理ツールとzoomでコミュニケーションしています。
今では、全くの未経験だった子が書いたブログのおかげで、ブログのアクセス数が50倍になっています。
そこから引き合いも増え、仕事も獲得しています。
営業マンは基本僕1人ですが、営業活動はスタッフに、ブログを書かせて、自分で仕事獲得してもらい、自分で制作してもらっています。
一番人が成長するのは、自分が誰かに評価されたとき。
誰かに指摘されたとき。
そこから、もっと成長したい。自分はもっと変わりたい。
承認欲求が満たされたときに、人は成長します。
ブログを書いて、アクセス数が50倍になって、問合せがはいって、仕事を獲得し、売上をつくり、納品し、給料を自分で稼ぐ。
そのプロセスを全部体験してもらうことで、自立、自律し、自己成長につながります。
僕がやっているのは、ワークショップスタイルのプロジェクトマネジメントだけです。
目的を明確にし、ビジョンとミッションを共有し、細かいタスクは成長するまでは具体的に示し、成長度合いに応じて自分で考えて行動してもらう。
答えがないから、促す。
答えがないから、考えるようしむける。
それが僕の仕事です。
テレワークは、個人の自律がないとうまくいきません。
組織は、自社の理念や考え方などをしっかり伝えないとチームワークが崩壊します。
コロナショックは、人と組織の関係をリセットし、生き方を考える機会になっているのだと思います。
テレワークができると、優秀な人材を全国、全世界から獲得することもできます。
また、オンラインで営業活動ができると、働く人も顧客もどこにいるかは全く関係ありません。
だから、小さな会社は絶対にテレワークすべきです。
断言します。
理由は簡単です。
大手企業は組織が硬直化しやすいです。
テレワークを導入しても、組織を見直さないとうまくいきません。
小さな会社は、まだ少人数のうちから、テレワーク・リモートワークありきの組織文化をつくることができます。
そうなると、優秀な人材を獲得できます。
テレワークはメリットがたくさん。
まずは、はじめましょう。