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小規模事業者持続化補助金でHubspot導入のメリットとは?

作成者: Narumi Kyan|20/07/24 6:28

コロナの影響で、小規模事業者持続化補助金のコロナ型がスタートしていますが、どんな経費が対象になるのか。どのように活用したら良いのか。と気になっている方も多いと思います。なので今回は、小規模事業者持続化補助金コロナ型を活用して、Hubspotを使うメリットをお話ししていきたいと思います。

 

BrandBuddyzは、2020年にHubSpotのソリューションパートナーとなり、小規模事業者や中小企業、県内外の大手企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。

HubSpotを活用したマーケティングオートーメーションの導入支援も行っております。HubSpotの導入に関して、またデジタルマーケティング・ブランディングに関して、お困りの際は、お気軽にお問いわせください

 

小規模事業者持続化補助金の対象経費

 

小規模事業者持続化補助金の対象になる経費は、既存の販路開拓をするため、または新商品の開発販路開拓をするためにかかったものです。

 

具体的には、次のようなものがあげられます。

 

・商品を宣伝するパンフレット

・ネット広告 

・DM

・看板

・ホームページ作成などの広告費

・商品開発の為のパソコンソフト

・書籍セミナー料

・店舗や車の改装費

・販路開拓のための外注費

・50万円未満の中古機械屋機器リース料

・展示会出展料

・旅費交通費

・その他 

 

※対象経費や細かい注意事項などは、変更される場合がありますので、詳しくは、最寄りの商工会のホームページなどをご確認ください。

 

皆さんは、この小規模事業者持続化補助金をどのように活用しますか。私は、「Hubspot」というツールを導入して、これからの時代を生き抜くインバウンドマーケティングをすることをおすすめしたいです。激動の時代の中で埋もれてしまわないためには、行動する必要があります。

 

Hubspotとは?

 

皆さんは「Hubspot」って聞いたことはありますか?HubSpotとは、2005年にアメリカで開発されたインバウンドマーケティングのソフトのことで、便利なマーケティングツールを1つにまとめたものです。 

 

CRM(顧客関係管理ツール)を軸として、マーケティング・営業・カスタマーサービスをサポートするクラウド型統合プラットフォームを提供し、見込み客にとって有益な情報を提供して惹きつけ、信頼関係を育てることで顧客につなげる「インバウンド手法」を強みとしています。

 

つまり、現代では必須になった、SNS管理・アクセス解析・顧客管理など、インバウンドマーケティングに関わるソフトウェア・サポート・サービス全てが1つになったもの。それが「HubSpot」だと考えると良いかもしれません。 

現在、世界120カ国以上の約78,700社が使用しているようです。世界中にユーザーがいるということはサービスの信頼にも繋がりますよね。

 

なぜHubspotなのか?メリットについて

 

じゃ、なぜHubspotなんでしょうか。「SNS管理・アクセス解析・顧客管理をそれぞれ別のソフトを使用しても良いのでは?」と思われるかもしれません。また、「あまりにいろんなことができるので、うちでは使いこなせない。」という小規模事業者の方もいらっしゃることでしょう。

 

しかし、最初から諦めるのは本当にもったいないことですし、これからの消費者傾向に逆らって事業をしていくことにも繋がりかねないので、Hubspotのようなインバウンドマーケティングソフトを活用するのが、上手な方法と言えると思います。

 

インバウンドマーケティングとは

今はもう、インバウンドマーケティングの時代です。インバウンドマーケティングを簡単に説明すると、『ファンにする』マーケティングのことです。従来のマーケティングは、押し付けがましく、煙たがられてしまうことがほとんどでした。だからこそ、「営業マンはしつこくて嫌だ」というイメージを抱く方もいるわけです。

 

では、ファンにするマーケティング「インバウンドマーケティング」は、どのように行えば良いのでしょうか。ステップは3つです。惹きつけて、見込み客に転換し、フォローアップします。

 

まず惹きつけるには、見込み客からの想定質問に答えるコンテンツを用意していきます。例えばブログ記事を書いたり、チャットでコミュニケーションをとったり、SNSで動画を発信したりです。そうすることで、「そうそう!私が知りたかった情報はこれ!ありがたい!」と思ってもらえます。

 

その後は、見込み客に転換していきます。魅力的なオファーを行います。既に価値ある情報を提供してくれている会社からのオファーはさらに魅力的に感じるため、見込み客に転換しやすくなります。

 

最後に、見込み客が顧客になった際に、顧客に喜んでもらえるようなフォローアップをします。共有される情報から問題点を抽出し、顧客の問題解決に力を貸せるように動きます。

 

インバウンドマーケティングに関する記事はインバウンドマーケティングとは? 基礎編を参照ください。

 

情報が溢れかえる現代は、「私のためのサービスだ!」と思ってもらう必要があります。きちんと狙うペルソナを定め、そのペルソナに刺さる方法で戦わなければなりません。それが、「インバウンドマーケティング」です。そして、インバウンドマーケティングを強みとしているのが、「Hubspot」です。

 

インバウンドマーケティングソフトの、Hubspotを導入するメリットはもう一つあります。それは、SNS管理・アクセス解析・顧客管理などが一つにまとまったことで、今まではツール別に管理していた時間や手間を短縮でき、シンプルにすることができるという点です。

 

マーケティングオートメーションとは

『ツール別に管理していた時間や手間を短縮でき、シンプルにすることができる』とは具体的にどういうことでしょうか。

 

インバウンドマーケティングを自動化できるということです。これを「マーケティングオートメーション」といいます。

 

自動化できるというのは、とても魅力的なことです。あなたが本業を行っている間に、Hubspotが勝手に見込み客のリストを作り、最適なマーケティングの準備をしてくれるのです。

 

マーケティングオートメーションの簡単な流れを説明します。

 

①ターゲットのリストを作成する

②案を実行する

③メルマガ開封率やサイト訪問履歴を解析して最適化

④行動履歴によって見込み客をグループ分けし、リードスコアリングする

⑤リードを育成する

⑥マーケティングのパフォーマンスを解析し最適化する

 

この流れを自動つまりオート化して繰り返していきます。

 

Hubspotは、使い方が難しいと思われる方もいるかもしれませんが、便利なものはなんでも、慣れるまでは抵抗を感じるものですよね。例えばスマホが普及したばかりの頃は、「便利だけどできることが多すぎるし、難しい。」と敬遠する方もいらっしゃいました。しかし、現在ではなにをするにもスマホで行いますよね。欠かせないツールとなりました。

 

インバウンドマーケティングをマーケティングオートメーションで行う方法は、マーケティングの主要な手法となっています。その手法をギュッとまとめたツールであるHubspotを今から導入しておくことは、大きなメリットになり、武器になるということは容易に想像出来ますね。まわりがやっとインバウンドマーケティングに乗り出した頃、あなたはインバウンドマーケティングを理解し、Hubspotを使いこなし、最先端を行くことになります。

 

まとめ

 

今回は、小規模事業者持続化補助金を利用して、インバウンドマーケティングソフトHubspotを導入するメリットについて考えました。

 

補助金制度は、小規模事業者にとっても有難い制度ですよね。しかし、それをなんのために、どのように用いるかによって、大きな差が出てくると思います。賢い使い方をして、あなたのビジネスを軌道に乗せていきましょう。小さな会社でも、インバウンドマーケティング・HubspotとWEBを組み合わせれば、名の知れた企業にも立ち向かえる。嘘のような本当の話なんです。今はもうそんな時代になりました。

 

弊社ブランドバディーズでは、小規模事業者持続化補助金コロナ型の申請や、Hubspotの導入をサポートしています。さらに、これまでにインバウンドマーケティングで成果を出してきた経験を活かし、セミナーやコンサルティング契約も承っております。

HubSpotの導入に関して、またデジタルマーケティング・ブランディングに関して、お困りの際は、お気軽にお問いわせください

今回の記事が、少しでも皆様のお役にたてば嬉しく思います。