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【3H戦略とは?】動画新時代にもGoogle提唱の動画戦略!

作成者: Narumi Kyan|20/08/31 9:33

「5Gでこれからは動画の時代だ!」という声をよく聞きますね。動画を使ってマーケティングするのは大正解だと思います。

 

しかし、ただオシャレでかっこいい動画を作ればいいというわけではありません。

 

Googleが提唱する【3H戦略】を用いて動画を制作することで、ペルソナに刺さる効果的な動画を制作することができます。

こちらの記事では、実際にこの戦略をうまく

使いこなしている事例もご紹介していきます。

 

動画の需要について

引用元:メディア定点調査

 

この表は、『メディア総接触時間の構成比 時系列推移(1日あたり・週平均):東京地区』の調査結果です。

 

2020年時点で、メディア総接触時間におけるデジタルメディアの割合は51.6%となっており、これからも拡大すると予想できます。

 

さらに、大手通信キャリア各社で新世代移動通信システム「5G」によるサービスが始まっています。

 

5Gでは、高速で大容量の通信が可能になり、4Gとは比べ物にならない速度を出します。2時間の映画が約3秒でダウンロードできるほどです。また、同じ場所で⼀度に多くの端末が接続したとしても、大きな問題はありません。場所や時間帯による混雑も気にならなくなるということです。

 

となると、スマホなどでWEB動画を目にする人口はさらに増え続けるため、WEB動画は、効果的に多くの人にインパクトを残せるマストな方法だと言えるでしょう。

 

しかし、やみくもに動画を制作してホームページやyoutubeにあげればいい。というわけではありません。

 

テレビと違って、ユーザーは興味のある内容を検索して閲覧しているので、そこに効果的な動画が目に入ると、いいアクションを起こしやすくなると言えるでしょう。

 

つまり、しっかりとした戦略をもって動画を制作していく必要があるということです。

 

ではこれから、動画戦略の一つである『3H』について考えてみましょう。

 

Googleが提唱する『3H戦略』

 

『3H戦略』とは、あのGoogleが提唱する動画戦略で、3つの構成に分かれます。

 

  • Hero動画
  • Hub動画
  • Help動画

 

Hero動画

まず『Hero動画』では、インパクトのあるストーリーで見る人を惹きつけます。

 

「え、これどうなっちゃうんだろう。」って思うWEB動画や広告見たことありませんか?こういう動画って、面白いから結局最後まで見ちゃいますよね。

 

これこそが制作者側の狙いなのです。

 

また、1話完結型でなく、ドラマのようにシリーズ化することもできます。Googleは、動画の長さによって使い分けることを推奨しています。

 

Bite(つまみ食い)は、10秒未満で大切なメッセージだけを伝えるもの。Snack(おやつ)は、10秒~30秒でそのメッセージの意味を伝えるもの。Meal(食事)は、30秒以上でテレビCMで伝えきれていないが是非伝えたい、プラスアルファの想いを伝えるもの。というイメージです。

 

インパクトのある動画は脳裏に焼き付きます。すると、ユーザーが購入を検討する時、自然に思い出してくれる効果も期待できます。

 

ここで、参考になるHero動画をいくつかピックアップしてみます。

 

 

 

Hub動画

一目でわかる、ブランドイメージを前面に押し出し、コンスタントにリリースしていくことが必要なのがHub動画です。

 

ここで大切なのは、ブランドがブレブレで、「結局この企業は何が強みなのだろう。」と思われることがないように、一貫したブランドを伝え続けることです。

 

 

Help動画

Help動画は、購入者や購入を予定している段階のユーザーが「知りたい」と思っていることを解説してあげる動画です。

 

商品の詳細や使用方法を解説する動画も含まれます。

 

例えば、10代向けのファッションブランドがHelp動画を打ち出すとしたら、休日に友達や恋人と遊びにいく時にぴったりなコーディネートを紹介する動画なんかも面白いですね。

 

購入者の親に向けて、服を長持ちさせる洗濯やお手入れ方法などの動画も良いかもしれません。

 

大切なのは「観察力」と「発見されやすさ」です。お客さんがどのようなことに困っているのか、日頃から観察するくせをつけましょう。また、検索で見つけられやすいように、タイトルやタグの工夫をする必要があります。

 

 

 

ペルソナに刺さる動画を作ろう

 

ここまで考えたように、3H戦略というのは、一貫してある特定の人物像に向けて動画を制作していることがよくわかります。

 

テレビCMのように大衆向けの内容ではないのです。

 

自分たちのブランドを欲しがるであろう人物像を詳細に決定して、その人に向けてマーケティングを進めていきます。

 

例:初めての出産を控える26才の佐藤ひかりさん。パートのレジ打ちを退職し、いよいよ出産の準備に入っている。生まれてくる赤ちゃんの名前や洋服など、考えているだけでウキウキする。しかし、初めてということもあり、赤ちゃんをうまく育てることができるか、病気になったらどうしたらいいかなど、不安なことが多く、気持ちが落ちることもある。

 

そうすることで、ある特定層にビビッとくる動画やマーケティングを打ち出すことができるようになります。この特定の人物像のことを『ペルソナ』と言います。

 

テレビ一強の時代は、ターゲットといって20代とか男性とか、大きく分けた部類に向けてマーケティングを展開していた企業がほとんどだったかもしれません。

 

しかし、WEB動画がもつ力が増した今、ターゲットではなく、ペルソナの時代です。3H戦略とペルソナを活用して、刺さる動画を作っていきましょう。

 

まとめ

 

Googleが提唱する【3H戦略】について詳しく解説してきました。動画が持つ力がどんどん大きくなる新時代。やり方はわかっても、実践できるか不安だと思われるおもしれません。

 

弊社BrandBuddyzは、この3H戦略とWEBマーケティング技術を駆使して、小さな企業でも大企業に負けない影響力を持つようにサポートいたします。

 

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