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集客力を高める中小企業の経営者がやるべき3つの習慣

Hiroki Teruya By Hiroki Teruya
集客力を高める中小企業の経営者がやるべき3つの習慣

今日は「中小企業は集客に時間をかけるな、その代わり習慣化しろ」というテーマでお話ししたいと思います。お忙しい中小企業の経営者の皆さんにとって、集客は大きな悩みの種ですよね。

私自身も同じような悩みを抱えながら、日々試行錯誤しています。共感できる部分がたくさんあると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事は2024年7月20日にポッドキャストに配信した音声を記事化したものになります。ポッドキャストも合わせてお聞きください。

 

中小企業経営者の現実

まず、中小企業の経営者が抱える現実についてお話ししましょう。私の会社もそうですが、経営者としては、業務全般に忙殺される日々を送っています。

売上を上げるため、顧客対応やスタッフの管理、商品やサービスの改善など、多岐にわたる業務に追われているのが現状です。

大手企業とは違って、マーケティング部門や経営企画室もなく、基本的には経営者自身がすべての役割を担わなければなりません。

そんな状況では、マーケティング活動に時間やお金をかける余裕はありません。集客をしたい気持ちはあっても、限られたリソースでは思うように成果が上がらないことが多いのです。

私も何度も「どうにかして集客しなければ」と考えましたが、結果的に時間とお金をかけるよりも「習慣化」が鍵だということに気づきました。

3つの習慣化戦略

そこで、忙しい経営者の皆さんにおすすめしたいのが、以下の3つの習慣化戦略です。どれも難しいことではなく、日々のルーチンに組み込むことで、効率的に集客効果を上げることができます。

1. ポッドキャストの活用

ポッドキャストを始めると聞いて、「そんなことできるかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも、大丈夫です!ポッドキャストは実は非常に手軽に始められるツールです。スマートフォンさえあれば、どこでも録音が可能ですし、配信も簡単です。私も初めは不安でしたが、始めてみるとその利便性に驚きました。

ポッドキャストの良いところは、音声コンテンツを定期的に配信することで、ブランドの認知度を高めることができる点です。さらに、音声ファイルをテキスト化するツールを使えば、簡単にブログ記事などに転用できます。

例えば、毎日5分間のポッドキャストを配信するだけで、1,500文字のブログ記事を生成することができます。話すスピードにもよりますが、1分間の音声は約300文字です。5分話せば、300文字×5分=1500文字になります。

この方法だと少ない時間でコンテンツを豊富に生み出すことができるのです。音声ファイルさえあれば、ChatGPTやNottaなどの生成AIツールを活用して、文字起こしすることはとても簡単で、文字起こしにかける時間は1分もかかりません。

コンテンツビジネスを始めるならポッドキャストを今すぐはじめるべき理由とは?

2. ブログ記事の公開

ブログは、中小企業にとって非常に強力な集客ツールです。ブログ記事を定期的に公開することで、検索エンジンでのランキングが向上し、訪問者の関心を引くことができます。ポッドキャストで話した内容をブログ記事にすることで、コンテンツの二重化が可能です。

ブログ記事は、役立つ情報や業界のトピックについての更新を通じて、SEO(検索エンジン最適化)にも寄与します。

例えば、ポッドキャストで語ったテーマをさらに掘り下げた記事を作成すれば、訪問者にとって価値ある情報提供ができ、リピーターを増やすことができます。ブログとポッドキャストを組み合わせることで、より多くのオーディエンスにアプローチすることができるのです。

3. ソーシャルメディアの活用

ソーシャルメディアは、情報を広めるための強力なツールです。ポッドキャストやブログ記事の内容をソーシャルメディアでシェアすることで、フォロワーとのエンゲージメントを高めることができます。

定期的な投稿と積極的なコミュニケーションを心掛けることで、ブランドの認知度が高まり、集客にも繋がります。

例えば、ポッドキャストのエピソードをソーシャルメディアで紹介し、リスナーに感想を求めることで、より多くの人と関わりを持つことができます。

また、ブログ記事のリンクをシェアすることで、ウェブサイトへのトラフィックも増加します。ソーシャルメディアの活用により、コンテンツのリーチを大きく広げることが可能です。

習慣化の流れとその効果

経営者は常に時間に追われていますが、隙間時間を上手に活用することで、集客に繋がる習慣を作ることができます。

ポッドキャストは、特におすすめのツールです。声だけでコンテンツを配信できるため、録音するだけで簡単にコンテンツが生成されます。

毎日5分の配信でも、年に1,500文字のブログ記事を365本公開できるという計算になります。このように、コンテンツの積み重ねが結果的に集客力を高めるのです。

さらに、ポッドキャストは他のポッドキャストプラットフォームと自動連携できるため、配信するだけで多くの媒体に露出することができます。

例えば、Spotifyから配信すれば、Amazon、Apple、YouTubeなど複数のプラットフォームで自動的に配信されます。これにより、一度の配信で広範囲にアプローチできるのです。

具体的な実践例

私の会社でも、毎日ポッドキャストを配信しています。この習慣を続けることで、以下のような成果を上げることができます。

  • 1年目: ポッドキャスト365本 × 媒体数(最低4媒体)= 1460本、ブログ記事365本。
    合計: 1825本のコンテンツ

  • 2年目: 3650本(前年の倍)
  • 3年目: 5475本(前年の倍)

3年目には、ポッドキャストとブログのコンテンツ量が増加し、SEO効果も高まります。さらに、コンテンツの質も向上し、集客力が圧倒的に高まります。

私自身も、ポッドキャストを通じて多くのビジネスチャンスを得ることができました。

最後に

独立を考えている方や、集客に困っている方は、今すぐにでもポッドキャストやブログ記事の習慣化に取り組んでみてください。

ポッドキャストを始めることで、自分のノウハウや経験を効率的に発信することができ、集客の強力な武器となるでしょう。

また音声は購買行動に影響を与えるという研究結果も報告されています。日本ではまだポッドキャストを企業が配信することは少ない状況ですが、海外では企業がポッドキャストを配信することは主流となっています。

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特に、独立を考えているのであれば、サラリーマン時代からポッドキャストを配信することで、独立後の集客に役立つ基盤を作ることができます。

また、海外展開を考えている方は、日本語での配信からスタートし、ノウハウを蓄積した後に多言語での配信を検討するのも良いでしょう。こうすることで、国際的な集客にも対応できるようになります。

皆さんも、ぜひこの習慣化戦略を実践して、少ないリソースでも効果的な集客を実現してみてください。一緒に頑張っていきましょう!

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