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ブランディングって何なの?

Hiroki Teruya By Hiroki Teruya
ブランディングって何なの?

最近はDXとかデジタル系の話ばっかりしてたんですけども、今日はちょっと趣向を変えて、ブランディングについて話したいと思います。

この記事は2024年8月2日にPodcast にて配信した音声を記事化したものになります。 ポッドキャストも合わせてお聞きください。

 

ブランドプランナーとしての経験

まず、私の経歴をちょっと紹介させてください。2012年から2016年まで、東京で中小企業向けのウェブコンサルティング会社にいたんです。その時に、ブランドプランナーっていうブランドプランナー協会が発行する資格を取得しました。

最初は2級からですが、実践事例のレポートを出すと、協会の理事長たちが審査するんです。そのレポートを見て、「この人はしっかりと理解した上で実践されてるな」っていうことを認定いただければ、1級の資格を認定されるんです。

実はですね、私は最初にブランドプランナー1級の認定をされたブランドプランナーなんです。ちょっと自慢になっちゃいますけど(笑)。

ブランディングの理解で変わったこと

このブランディングがわかることによって、何が変わってきたかというと、もうずっと営業マンではあるんですけど、まずお客さん、つまりクライアントのらしさは一体何だろうということを深く探るようになったんです。

それをアウトプットするための手段として、ウェブサイトであったり、パンフレットであったり、あるいはロゴマークの制作であったり、ユニフォームの制作だったり。そういったところまでどんどんどんどん広がっていきました。

営業活動の変化

実際に、今までは「Webサイト制作しますよ」っていう営業活動だったんですけど、「あなたの企業のらしさをしっかりと明確にして、それをブランドとして発信していきましょう」という話し方をすることによって、1つのきっかけができればどんどんどんどん仕事が入ってくる状況になりました。

ただですね、デメリットもありまして。特に独立してからそのやり方でやったところ、どんどん仕事が入ってきてしまって、手が足りないっていう状況になってきたんです。

DXとブランディングの関係

そこで最近は、まずはDXっていう柱を決めてやっていこうってことで、ブランディングのことはあんまりしないようにしてたんです。でもね、最近またそういう相談が増えてきているんです。

これってね、実はDXとブランディングって、すごく関係が深いんですよ。だって、デジタル化を進めるってことは、お客様とのタッチポイントが増えるってことですからね。そこで一貫したブランドイメージを出せるかどうかが重要になってくるんです。

ブランディングの本質

さて、ここでみなさんに質問です。ブランディングって、結局何なんでしょうか?

一言で言うと、その方のらしさ、その企業のらしさっていうのをしっかりと中で固めて、外に対してそれを発信していくっていうプロセスのことなんです。

簡単そうに聞こえるかもしれませんが、これが結構難しいんです。だって、自分のらしさって、なかなか自分では気づきにくいものじゃないですか?

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ブランディングの実践例

ここで、私が実際に経験した事例をちょっと紹介しますね。

ある地方の小さな製造業の会社があったんです。技術力はすごくあるんだけど、なかなか売上が伸びない。そこで、ブランディングの観点から会社を見直してみたんです。

すると、この会社の強みは「職人技」だってことがわかったんです。でも、それをちゃんと伝えきれてなかった。そこで、ウェブサイトやパンフレットを全面的にリニューアルして、職人さんの顔や作業風景を前面に出すようにしたんです。

結果、お客さんの反応が全然変わりました。「こんな技術を持った会社だったんだ!」って感動してくれる人が増えて、問い合わせも増えたんです。

ブランディングの今後

最近は、デジタル化の波に乗って、オンラインでのブランディングがますます重要になってきています。SNSやウェブサイトを通じて、自社のらしさを発信していく。これ、すごく大切なんです。

でも、忘れちゃいけないのは、オフラインでのブランディングも同じくらい重要だってこと。お客さまと直接接する機会、例えば商談や展示会なんかでも、一貫したブランドイメージを出せているか。これ、めっちゃ大事なんです。

まとめ:ブランディングの力

ブランディングって、結局のところ「自分たちは何者か」「何を大切にしているのか」をはっきりさせて、それを一貫して伝えていくこと。これができると、お客さまとの信頼関係が深まるし、社員のモチベーションも上がるんです。

中小企業こそ、このブランディングの力を活かせると私は信じています。大手企業に比べて、意思決定が早いし、柔軟に対応できるからです。

みなさんも、自社のブランディングについて、ちょっと考えてみませんか?「うちの会社らしさって何だろう?」って。そこから、新しい可能性が見えてくるかもしれませんよ。

今日も1日、がんばっていきましょう!

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