今日は、オンラインコースやオンラインレッスン、コンテンツビジネスを始めたい方に向けて、Thinkificの新機能についてお話ししたいと思います。
本日、Thinkificにステップメール機能(E-mailマーケティング)が実装されました。その内容についても解説します。
この記事は2024年7月15日にポッドキャストにて配信した音声を記事化したものになります。ポッドキャストも合わせてお聞きください。
オンラインコースを作りたいと考えたとき、最初に検討しなければならないのがプラットフォームの選択です。例えば、YouTubeを使って動画を販売することを考えたとしても、それは難しいですよね。オンラインコースを作る際には、いくつかの重要な機能が必要です。
これらを一つのプラットフォームで提供するものが、LMS(ラーニングマネジメントシステム)です。
LMSとは、Learning Management Systemの略で、オンラインコースやレッスンを管理・運営するためのプラットフォームです。海外のツールが非常に進んでおり、日本国内でも最近になって多くのツールが誕生しています。
私たちが特におすすめするのは、カナダのバンクーバーに本社を置くThinkificです。このツールは後発ながらも非常に使いやすく、以下のような機能を提供しています。
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Thinkificは、動画コンテンツの格納からランディングページの作成、受講者の管理、決済機能まで一貫して提供します。また、最近Eメールマーケティング機能が実装され、メルマガ配信もワンストップで行えるようになりました。これにより、他のツールを使わずに一括で管理できるため、非常に便利です。
私たちもThinkificを使ってオンラインコースを構築しています。例えば、ミニコースを作り、無料視聴を提供することでリードを獲得し、その後のステップメールで購入を促進します。このプロセスを全てThinkific内で完結させることができます。ただし、このステップメールの機能はThinkificにはなかったのです。このE-mailマーケティングの機能が実装されたことの影響はとても大きいです。
Thinkificは無料プランがなくなり、現在は最低でも月36ドル(約4000円)のベーシックプランが必要です。しかし、このプランでもEメールマーケティング機能が利用可能で、非常にコストパフォーマンスが高いです。
特におすすめなのは、リアルビジネスをオンラインに移行したい教室ビジネスを運営している方や、コーチングやコンサルティングなどの無形商材を提供している方です。これにより、国内外に向けて広い市場にアプローチでき、ビジネスの成長が期待できます。
オンラインコースの成功には、Eメールマーケティングが不可欠です。なぜなら、Eメールマーケティングは見込み客をリードに転換し、最終的に購入に結びつける効果的な手段だからです。以下のデータをご覧ください。
【1】Statista, "Email Marketing ROI," 2020.
【2】HubSpot, "Email Marketing Benchmarks," 2021.
Thinkificに実装されたEメールマーケティング機能を活用することで、ステップメールを自動で送信し、リード獲得から購入促進までの一連の流れをスムーズに管理できます。
例えば、無料視聴期間を設定し、その期間内にリードを獲得します。その後、定期的にステップメールを送信し、受講者にコースの購入を促します。このようなマーケティング戦略をThinkific内で全て完結させることができます。
例えば、オンラインコースの無料視聴期間を設定し、その期間内にリードを獲得します。その後、定期的にステップメールを送信し、受講者にコースの購入を促します。このようなマーケティング戦略をThinkific内で全て完結させることができます。
ThinkificのEメールマーケティングでは、Eメールリストの作成と管理、魅力的なキャンペーンの立ち上げ、自動化されたEメールフローの展開などを、AIを駆使したパワフルなツールで簡単に行うことができます。
以降実際のキャプチャ画像でEmail Marketingの使用方法について解説します。
Thinkificのダッシュボード、Marketingの最下部にEmail Marketingという項目が追加されています。クリックすると上記の画像のようにオンラインコースを選択する画面が出てきます。
コースを選択すると、トリガーが設定されます。
トリガーは、どのコンタクト(リードまたはユーザー)がメールシーケンスに入るかを決定します。コンタクトがフローに入るには、条件を満たす必要があります。ANDコマンドはすべての条件を満たす必要があり、ORコマンドは1つでも条件を満たせばOKです。
終了条件は、シーケンスからコンタクトをスキップまたは削除する基準です。トリガーと終了条件は現在変更できません。メールシーケンスフローは、送信間隔や件名を含むメールの概要を視覚的に表示し、各メールをクリックして編集できます。テンプレートメールはAI生成で、簡単に自分らしさを追加できます。
質問に答えることでAIが文章を生成してくれますが、日本語の精度は・・・。
上記の質問に答えると、ダッシュボードの画面に切り替えり、メールフローの全体像を把握することができます。ここで調整をしていきます。
メールの本文には変数を使ってカスタマイズすることができます。メールを受信したコンタクトの情報に基づいてデータが自動的に入力されるため、パーソナライズが可能です。
例えば、をメールに使用すると、変数は自動的に受信者の名前に置き換わります。
オンラインコースを作りたいなら、Thinkificが最適です。動画コンテンツの格納、ランディングページの作成、受講者管理、決済機能、Eメールマーケティングまで、一貫して提供されるため、他のツールを使わずに全てを管理できます。
特に教室ビジネスやコーチング・コンサルティングビジネスに適しており、広い市場にアプローチできる点が魅力です。Thinkificの新しいEメールマーケティング機能を活用して、オンラインコースの販売を初めてみませんか?
今日は少し専門的な話になりましたが、オンラインコースを作るならThinkificをぜひお試しください。Thinkificに興味のある方はThinkific社と共同で開催したオンラインセミナーのアーカイブをご視聴ください。無料でご覧いただけます。
良い一日をお過ごしください。ご清聴ありがとうございました。