沖縄ブランディングlab

外堀から攻める目玉焼きブランディングとは?地方企業におすすめ!

作成者: Hiroki Teruya|24/08/17 23:58

今日は、特に地方のマーケターや中小企業の経営者の皆さんに向けて、「目玉焼きブランディング」というちょっと変わったテーマでお話しします。

この記事は2024年8月18日にPodcastに配信した音声をベースに記事を作成しております 。 ポッドキャストは映像による解説をしてますので合わせてご視聴ください。

 

目玉焼きブランディングって何?

まず、皆さんに質問です。目玉焼きを作るとき、どこから固まっていきますか?

正解は、外側の白身からですよね。そう、これが今日お話する「目玉焼きブランディング」のポイントなんです。

インナーブランディングとアウターブランディング

通常、ブランディングには2種類あります。

  1. インナーブランディング:社内の大切にしている価値観を整理し、浸透させる
  2. アウターブランディング:その価値観を外に発信していく

普通は、インナーからアウターの順番でやるんです。でも、地方の中小企業さんの場合、そこまで価値観を言語化できてないことが多い。

そこで提案したいのが、アウターブランディングからインナーブランディングへのアプローチ。つまり、目玉焼きの白身から黄身へと固めていく方法です。

プレスリリースの威力

具体的にどうするか?それは、プレスリリースを打つことです。

例えば、PRタイムズというサービスを使えば、わずか3万円で15以上のメディアに掲載されることも。すると何が起こるか?

  1. 地域の人たちの目に留まる
  2. 「すごいね!」「新聞で見たよ」という声が周りから上がる
  3. その反応が社内に伝わる

こうして、外からのエネルギーによって、自社の価値観(目玉焼きの黄身部分)がだんだん固まっていくんです。

BrandBuddyzで仕掛けたプレスリリースの実績はこちらの記事「ブランドプランナーの役目は「策士」になること」でも紹介していますのでご覧ください。

なぜ外から内へのアプローチが効果的か

地方の中小企業さんの場合、時間やリソースの制約があります。でも、プレスリリースなら比較的手軽にできますよね。

そして、メディアに取り上げられることで:

  1. 社員のモチベーションが上がる
  2. 自社の存在意義を再認識できる
  3. 「社会のため」という意識が芽生える

つまり、外からの反応が、内なる強い意志を育てていくんです。

成功事例

実際、このアプローチで成功した例をいくつか紹介しましょう。

  1. 養鶏場さん:卵を世界に発信する意識から、世界のために何ができるかという意識へ
  2. ウエットスーツ製造メーカーさん:コロナ禍でマスク販売のプレスリリースを出したところ、本業も含めて売上アップ

ちなみに、美味しい目玉焼きを食べたいなら、沖縄県うるま市の徳森養鶏場さんのくがにたまごがお勧めです!

実践のポイント

  1. PRタイムズなどのプレスリリースサービスを活用する
  2. 単なる宣伝ではなく、社会貢献や新しい取り組みを中心に据える
  3. 反応を社内で共有し、価値観の形成につなげる

最後に

「目玉焼きブランディング」、つまり外から内へのアプローチは、特に以下の場合に効果的です。

  • 事業承継したばかりの2代目、3代目
  • 新しい組織体制になったとき
  • 新サービスを始めるとき

皆さんも、ぜひチャレンジしてみてください。外の反応が、内なる強さを育てる。そんな素敵な循環を作り出せるはずです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは、また次回!