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偉大な成果は偉大な質問から始まる:自己成長のための質問力

Hiroki Teruya By Hiroki Teruya
偉大な成果は偉大な質問から始まる:自己成長のための質問力

今日は、私の好きな言葉であり、行動指針にしている言葉を皆さんと共有したいと思います。

「偉大な成果は偉大な質問から始まる」

これ、20代前半の時に何かの本で読んで、手帳に書き留めていたんです。今では自分の会社の行動指針として明文化しています。

この記事は2024年9月18日に ポッドキャストにて配信した音声を記事化したものになります。 Podcast も合わせてお聞きください。

 

この言葉、すごく重要だと思うんです。なぜかというと、人は1日のうちに何百回以上も質問しているんですよ。気づいていないかもしれませんが、例えば:

  • お腹空いた。何食べようかな?
  • 夕飯何作ろうかな?
  • 冷蔵庫何入ってるかな?
  • 今日の洋服何着ようかな?
  • テレビなんか面白いのやってるのかな?

こういった質問を、言葉にしなくても心の中でしているんです。そして、その質問に対して自分で回答して、その回答に沿うような形で行動しているんですね。

ここで重要なのが、質問の仕方によって、その後の行動が大きく変わってくるということです。例えば:

何か一つの嫌な出来事が起きたとして、「何で私はできないんだろう」って質問すると、できないマインドになっていきます。でも、「私はどうやったらこの問題をクリアできるだろうか」って質問したら、その問題のクリアに向かって行動するようになるんです。

なかなか一歩踏み出せない、行動ができない方っているじゃないですか?そういう人って、おそらく自分に対して悪い質問をしているんじゃないかなと思うんです。

じゃあ、この悪い質問はいつ生まれたのか。これは推測なんですけど、子供の時に親から言われた言葉が脳の回路の中に組み込まれていて、必然的に何かストレスになることが起きた場合、無意識レベルでその質問が出ているんじゃないかなと。

例えば:

  • 「あんた何でここまでこんだけできないの」
  • 「もっと勉強しないからこの頭が悪いんだよ」
  • 「何々ちゃんはもっとうまくできてるのに、なんであんたこんなできないの」

こういった言葉で叱責されて育ったり、否定されて育ったりすると、自分がやったことを親に「見て見て」って言っても、親がそれに真摯に向き合わずに「そんなもん」みたいな形で否定されたりする。こういった経験が、無意識のうちに悪い質問パターンを形成してしまうんです。

でも、大丈夫です。この質問パターンは変えられるんです。どうやって?そう、良い質問をすることから始めるんです。

例えば:

  • 「この状況から何を学べるだろうか?」
  • 「この問題を解決するために、どんなリソースが使えるだろうか?」
  • 「今の自分に足りないものは何だろう?それをどうやって獲得できるだろう?」

こういった前向きな質問をすることで、脳は自然とソリューションを探し始めます。そして、その答えに基づいて行動することで、少しずつ但し確実に状況を改善していけるんです。

さらに、他人に対しても良い質問をすることで、より良い関係性を築くことができます。

  • 「あなたの考えはどういうものですか?」
  • 「この問題についてどう感じていますか?」
  • 「私にできることはありますか?」

このような質問は、相手の思考を促し、より深い理解と協力関係を築くのに役立ちます。

質問の力は本当に大きいんです。だから私は「偉大な成果は偉大な質問から始まる」という言葉を大切にしています。

皆さんも、今日から意識的に良い質問をしてみませんか?きっと、新しい視点や可能性が見えてくるはずです。そして、それが少しずつあなたの人生を変えていくきっかけになるかもしれません。

良い質問は、良い答えを導き、良い行動を生み出し、最終的には良い結果につながります。この連鎖を意識して、日々の生活の中で質問力を磨いていってください。

それでは、今日も素晴らしい1日になりますように。頑張っていきましょう!

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