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採用サイト制作はインタビューが重要

Hiroki Teruya By Hiroki Teruya
採用サイト制作はインタビューが重要

採用サイト制作はインナーブランディング?

こんにちは、今日はビデオポッドキャストをやってみました。最近は採用サイト制作の案件が増えてきたので、今日は「成果の出る採用サイト制作の進め方」をテーマに、私が実際にやってきたことや感じていることをお話しします。

この記事は2025年3月8日にPodcast で配信した内容をベースに作成した記事です。Podcastでは動画による配信を行ってますので動画でご覧になられたい方はこちらからご覧ください。


まず、「そもそも採用サイトってなぜ必要なの?」と思われる方もいるかもしれません。公式サイトがある企業さんは多いですが、公式サイトは既存のお客様や取引先、銀行さんなど多くのステークホルダーに向けた、いわば「会社のパンフレット」ですよね。

一方で採用サイトは求職者に特化しています。「この会社で働きたい!」と思ってもらってエントリーを増やすことが最大のゴールです。

実際、公式サイトだけでは伝えきれない情報はとても多いです。採用サイトは特に「働く人たちのリアルな声」が効果的です。なぜかというと、求職者は仕事内容や待遇だけでなく、「その会社で働くイメージ」を知りたいと思っているからです。

そして、この「社員インタビュー」こそが採用サイト制作の肝になります。なぜなら、インタビューを通して社員が「この会社に入社した理由」「実際働いて感じている魅力やギャップ」「これから入社する人へのメッセージ」を言語化すると、会社の中にある大切な価値観が明確になり、それがブランディングにつながるからです。

実際にある病院の採用サイトを制作したとき、公開後わずか2日で見学希望者が2人も申し込むという結果が出ました。なぜここまで効果があったのかと言えば、社員へのインタビューを通じて明確なコンセプトを作り、それを軸にサイトを構築したからです。

このコンセプトづくりとは、社員の声から抽出したキーワードをぎゅっと凝縮して、「一言で伝わるメッセージ」にする作業です。このコンセプトがあれば、サイトの構成やクリエイティブがブレなくなり、求職者に「なんかこの会社いいかも」と感じてもらえるようになります。

また、採用サイトを作るプロセス自体がインナーブランディングにもつながります。社員が自分の初心や会社への思いを再認識し、組織の一体感が高まるのです。これは経営者や人事担当者にとって非常に大きな価値です。

インタビューは、できるだけ外部の人間に依頼することをおすすめします。なぜなら、社内の人間が行うと本音が出にくい場合もあるからです。社員が本音を話せる環境を整えることで、よりリアルで魅力的なコンテンツが作れるのです。

もし今、採用サイトのことでお困りの経営者、人事担当者の方がいれば、まずは社内インタビューから始めてみてはいかがでしょうか?

あなたの会社の魅力を再発見し、成果の出る採用サイトを一緒に作っていきましょう。

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