おはようございます、照屋です。今日は地方でマーケティング活動を行う際に大切なポイントについてお話ししたいと思います。
皆さんは、地方でのマーケティングで何が一番重要だと思いますか?
私は、地域密着型の戦略が最も大切だと考えています。地域に特化し、その地域で圧倒的なマインドシェアを取ることが成功への鍵です。
この記事は2024年7月2日にポッドキャストにて配信した内容を記事化したものになります。ポッドキャストも合わせてお聞きください。
地域特化型戦略の重要性
昨日、Facebookを見ていたら、島国ブルワリー、クラフトビールメーカーの社長さんが「イオンモール沖縄ライカムでうるま市フェアやってるから来てください」と投稿していました。
当社はオフィスはライカムの5Fにあるので、エレベーターに乗って降りて行ったら、25店舗ほどが出店しているイベントが開催されていました。
そこで、私のクライアントである徳森養鶏場さんや、島国ブルワリーさん、お菓子の実Lafraさんなど顔見知りの方々が多く参加していました。やはり、活躍する人はどこでも活躍しているんだなと改めて感じました。
点と点をつなぐ力
地域でマーケティングを行う際、重要なのは点で動かないことです。点を点として終わらせるのではなく、点と点を線で結び、それを面にしていくことが重要です。私自身も、クライアントを紹介し合うことで点と点を結びつけ、その結果、地域全体で一体感を生み出すことができました。
人と人をつなぐ力
この点と点をつなぎ、面にする過程で生まれる一体感は、地域全体の情報発信力を高めます。結果的に、自分のもとに良いことが起きてくるのです。皆さんも、自分一人で頑張るのではなく、地域密着で顔の見える関係を作ってみてはいかがでしょうか?
コミュニティの力を活用する
地域密着型のマーケティングでは、コミュニティの力を活用することが非常に重要です。地元のイベントや祭り、商工会や観光協会、通り会などに積極的に参加することで、地域の人々と直接交流し、信頼関係を築くことができます。
このような活動を通じて、地域内での認知度を高めることができます。
例えば昨年、通り会で開催した「公園をゾンビで埋め尽くせ!」は駐車場のない公園に子どもから大人までゾンビになって、1000人以上訪れました。
動いたのはその地域で活動する事業者です。
私の役割は、その地域のコミュニティー力を最大化させるためのイベントの切り口、コンセプト、話題性、情報発信力を高めるためです。
小さな通り会がPRタイムズを活用し、プレスリリースをうち、話題性のあるWebサイトを構築することで、集客力を高め、新聞などメディアにも掲載させることに成功しました。
地域密着型マーケティングのメリット
地域密着型マーケティングの大きなメリットは、長期的な信頼関係を築けることです。地域の人々との信頼関係を築くことで、口コミや紹介が増え、自然と新しい顧客を獲得することができます。
これは、大規模な広告キャンペーンよりも効果的で、コストパフォーマンスも高いです。
実践方法
では、具体的にどのようにして地域密着型マーケティングを実践すれば良いのでしょうか?まずは、地元のイベントやフェスティバルに積極的に参加し、地域の企業や住民と交流することです。
ただ、交流して自社の売上のことを考えるのではなく、地域全体の売上、地域内でがんばる事業者仲間を成功させることに集中するのです。
そうすると、結果的に巡り巡って自分の事業にも良い影響をもたらすことができます。
私は、2016年に約10年ぶりに東京からうるま市に帰ってきて、人脈ゼロの状態からネットワークをつくることができました。
これも地元の方との交流を積極的に行なってきた結果です。
まとめ
地域密着型のマーケティングは、地方でのビジネス成功の鍵です。点と点をつなぎ、面にすることで地域全体の一体感を生み出し、長期的な信頼関係を築くことができます。皆さんも、地域に根ざした活動を通じて、自社の認知度を高めてみませんか?
地元のイベントに参加したり、地域のメディアを活用したりすることで、あなたのビジネスも大きく成長することでしょう。今こそ、地域密着型のマーケティング戦略を実践してみてください。