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あなたのWebサイト、訪問者は迷子になってない?簡単UX改善チェック

作成者: higaakino|25/05/12 4:05

「うちのWebサイト、アクセスはあるのに、なぜか問い合わせに繋がらない…」 「訪問者がすぐに帰っちゃうみたいなんだよね…」 「お客様から『どこに情報があるか分かりにくい』って言われちゃった…」

「せっかく来たのに…」お客様を逃すサイトになっていませんか?

中小企業の経営者様やWeb担当者様から、このようなお悩みを伺うことがあります。せっかく時間や費用をかけて作ったWebサイト。たくさんの方に見てもらいたいし、ビジネスの成果に繋げたいですよね。

でも、もしあなたのWebサイトが訪問者にとって「分かりにくい」「使いにくい」「目的のページにたどり着けない」としたら…? それは、まるで入り組んだ迷路のようなもの。訪問者はストレスを感じ、早々に「もういいや!」と諦めて離脱してしまいます。これは非常にもったいないことです。

そこで重要になるのが「UX(ユーザー体験)」という考え方です。難しく聞こえるかもしれませんが、簡単に言うと、「訪問者があなたのWebサイトを使っていて『快適だな』『分かりやすいな』『目的を達成できた!』と感じてもらうための、全ての体験を良くしていくこと」です。

良いUXは、

  • 訪問者のイライラを減らし、サイト滞在時間を延ばします。
  • 問い合わせや購入といった「成果」に繋がりやすくなります。
  • 会社の信頼感やブランドイメージを高めます。
  • 間接的にSEO(検索エンジン最適化)にも良い影響を与えます。

この記事では、専門知識がない方でも、自社のWebサイトが訪問者にとって「迷子センター」になっていないか、簡単なチェックリスト形式で確認できるポイントをご紹介します。ぜひ、ご自身のサイトと照らし合わせながら読み進めてみてください。

「訪問者迷子」防止!簡単UX改善チェックリスト

では、さっそくチェックしていきましょう!

□ チェック1:第一印象は数秒が勝負!パッと見て何の会社(お店)か分かりますか?

訪問者があなたのサイトにたどり着いた時、数秒以内に「このサイトは自分に関係がありそうだ」「探している情報がありそうだ」と感じさせることが重要です。

  • なぜ重要?: 第一印象で興味を持ってもらえなければ、すぐに離脱されてしまいます。
  • チェックポイント:
    • 会社のロゴや名前が分かりやすい位置にありますか?
    • 「何をしている会社なのか」「どんな価値を提供しているのか」が一目でわかるキャッチコピーやメインビジュアル(写真・イラスト)になっていますか?
    • 提供している主要なサービスや商品がすぐに目に入りますか?
  • 改善のヒント: 友人や家族など、あなたのビジネスをよく知らない人にサイトのトップページを5秒だけ見てもらい、「何の会社(お店)だと思う?」と聞いてみましょう。的確に伝わっていなければ、改善の余地ありです。

□ チェック2:目的地はどこ?ナビゲーション(メニュー)は分かりやすいですか?

訪問者がサイト内で目的の情報にスムーズにたどり着けるよう、分かりやすい道案内(ナビゲーション)は不可欠です。

  • なぜ重要?: 情報が見つからないと、訪問者は諦めて他のサイトへ行ってしまいます。
  • チェックポイント:
    • グローバルナビゲーション(サイト上部や横にある主要メニュー)の項目は多すぎず、簡潔で分かりやすい言葉で書かれていますか?(例:「我々の取り組み」より「事業内容」の方が分かりやすい場合も)
    • メニューの配置は一般的で、すぐに見つけられますか?
    • 全てのリンクは正しく動作していますか?(リンク切れは大きなストレスです!)
    • サイトの階層が深い場合、訪問者がサイト内で現在地を把握しやすく、上の階層に戻りやすいように「パンくずリスト」はありますか?特にページ数が多いサイトでは、訪問者の「今どこ?」を防ぐのにとても役立ちます。
  • 改善のヒント: 主要なページ(サービス紹介、会社概要、お問い合わせなど)へ、2~3クリック以内でたどり着けるのが理想です。

□ チェック3:スマホでも快適?あらゆる画面サイズに対応できていますか?

今やWebサイトアクセスの多くはスマートフォンからです。パソコンで綺麗に見えても、スマホで表示が崩れていては意味がありません。

  • なぜ重要?: スマホで見にくいサイトは即離脱。Googleの評価にも影響します。
  • チェックポイント:
    • スマホで見た時、文字が小さすぎてピンチアウト(拡大)しないと読めませんか?
    • ボタンやリンクが小さすぎて、指で押しにくくありませんか?
    • 画面が横にはみ出して、スクロールしないと全体が見えない、なんてことはありませんか?
    • 画像の表示は適切ですか?(大きすぎて表示が遅い、など)
  • 改善のヒント: Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」ツールなどで、自社サイトをチェックしてみましょう。Wix Studioなどのレスポンシブ対応ツールを使っていても、必ず実機で確認することが大切です。

□ チェック4:文字、ちゃんと読めますか?フォントサイズやコントラストは適切?

Webサイトの主役はやはり「情報」であり、その多くは文字で伝えられます。文字の読みやすさはUXの基本です。

  • なぜ重要?: 読みにくい文字は、内容を理解する前に訪問者を疲れさせてしまいます。
  • チェックポイント:
    • 本文の文字サイズは小さすぎませんか?(一般的に14px~16px程度が読みやすいとされます)
    • 文字の色と背景色のコントラストは十分ですか?(背景に溶け込むような薄い色の文字はNG)
    • 長文になる場合は、適度に見出しや箇条書き、太字などを使って、メリハリがあり読みやすい工夫がされていますか?
    • 一行の文字数が多すぎませんか?(適度なところで改行されているか)
  • 改善のヒント: 長い段落は分け、専門用語は分かりやすい言葉に置き換えるなど、伝えたい相手に合わせた「言葉選び」も重要です。

□ チェック5:次は何をすればいい?行動を促すボタン(CTA)は明確で「押しやすい」ですか?

訪問者に「問い合わせてほしい」「資料をダウンロードしてほしい」など、取ってほしい行動があるはずです。そのためのボタン(Call to Action = CTA)は、分かりやすく、そして「押したくなる」ように工夫しましょう。

  • なぜ重要?: 訪問者を次のステップへスムーズに導き、ビジネスの成果に繋げるため。
  • チェックポイント:
    • ボタンのデザインは目立っていますか?(周りのデザインに埋もれていないか)
    • ボタンの文言は具体的で、行動を促す言葉になっていますか?(例:「送信」より「無料相談を申し込む」の方が分かりやすい)
    • ボタンは、文字部分だけでなく、ボタン全体(背景色や枠線も含めたエリア)がしっかりとクリックできるようになっていますか?クリック範囲が狭いと、特にスマホでは「押したつもりなのに反応しない!」というストレスの原因になります。
  • 改善のヒント: 1ページ内のCTAは、本当に重要なものに絞りましょう。複数の選択肢があると、訪問者は迷ってしまいます。

□ チェック6:「待たされる…」は禁物!ページの表示速度は速いですか?

魅力的なサイトでも、表示されるまでに時間がかかると、訪問者は待ってくれません。

  • なぜ重要?: 表示が遅いサイトは、訪問者の離脱率を高め、SEO評価にも悪影響。
  • チェックポイント:
    • サイトの各ページ(特に画像が多いページ)は、サクサク表示されますか?
    • スマホで見た時の表示速度は特に重要です。
  • 改善のヒント: Googleの「PageSpeed Insights」などのツールで表示速度を測定し、改善点(画像の圧縮、不要なプログラムの削除など)を見つけましょう。

□ チェック7:問い合わせたいけど…方法はすぐに見つかりますか?

せっかく興味を持ってくれた訪問者が、いざ問い合わせようと思った時に、その方法が分かりにくくては元も子もありません。

  • なぜ重要?: 見込み客を逃さないための最後の砦。
  • チェックポイント:
    • 電話番号、メールアドレス、お問い合わせフォームなどの連絡先情報は、すぐに見つかる場所に明記されていますか?(ヘッダー、フッター、専用の「お問い合わせ」ページなど)
    • お問い合わせフォームの入力項目は多すぎませんか?(必要最低限に絞る)
  • 改善のヒント: 問い合わせフォーム送信後に「ありがとうございました」という確認ページを表示したり、自動返信メールを送ったりするのも、安心感を与える良い方法です。

もし訪問者が「迷子」になっていたら…どうすれば?

このチェックリストで、いくつか「うーん、うちのサイトはできてないかも…」という点が見つかったとしても、落ち込む必要はありません。むしろ、改善点が見つかったことは大きな一歩です!

  1. まずは簡単なところから: 全てを一度に直そうとせず、すぐに改善できそうな点や、影響が大きそうな点から優先順位をつけて取り組みましょう。
  2. 少しずつ改善&テスト: 変更を加えたら、しばらく様子を見て、訪問者の反応(滞在時間、離脱率、問い合わせ数など)に変化があるか観察しましょう。
  3. 困ったら専門家に相談: もし「自分たちだけではどう改善したらいいか分からない」「もっと本格的にサイトを見直したい」と感じたら、私たちのようなWeb制作の専門家に相談するのも有効な手段です。

まとめ:お客様目線の「おもてなし」が、成果を生むWebサイトの鍵

WebサイトのUX(ユーザー体験)改善は、単に見た目を良くするということだけではありません。訪問者があなたのサイトで「迷わず、ストレスなく、目的を達成できる」ように、細やかな「おもてなしの心」を設計することなのです。

今回ご紹介したチェックリストが、この記事を読んでくださった多くの中小企業の皆様のWebサイト改善の一助となり、訪問者にとっても、そしてビジネスにとっても、より良い結果に繋がることを願っています。

定期的にこのチェックリストに立ち返り、常にお客様目線でサイトを見直す習慣をつけていきましょう!

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もし、そう感じていらっしゃるなら、ぜひ私たち「ブランドバディーズ」にご相談ください。

私たちは、中小企業様のビジネスに寄り添い、「お客様にとって本当に価値のあるWebサイトとは何か?」を追求し続けるWeb制作会社です。

今回のチェックリストのようなUX診断はもちろん、

  • 現状のWebサイトの課題分析と具体的な改善提案
  • 訪問者を惹きつけ、成果に繋げるための戦略的なWebサイト設計・制作
  • 公開後の継続的な運用サポートと改善コンサルティング

など、貴社の状況や目標に合わせて、最適なソリューションをご提案いたします。

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