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【初心者】ネットショップの作り方解説!メリット・デメリットも

作成者: Narumi Kyan|20/08/03 6:01

コロナでネットショップが熱い


ネットショップなどのEC市場やオムニチャネルコマースは毎年拡大傾向にあり、2025年度には、27.8兆円規模・80.6兆円市場にまで成長するという見込みもあります。

 

 

参考:日本におけるオムニチャネルコマース市場とBtoC-EC市場について(NRIが公表した資料から編集部がキャプチャ)

 

時代がデジタル化し対面での消費行動が減っていく中、この流れをさらに加速させたのが『新型コロナウイルス』の世界的流行といえるでしょう。

 

政府が始めた補助金の『小規模事業者持続化補助金コロナ型』では、非対面型ビジネスモデルへの転換が対象になるため、自身のビジネスにネットショップを利用しようと考えている方もたくさんいらっしゃると思います。

 

でも「ネットショップなんて立ち上げたことないし、やり方が分からない。」という方のために、マスクやウエットスーツのネットショップの立ち上げから運用までをサポートしている弊社ブランドバディーズが、実際にネットショップを立ち上げて思ったこと・体感したことをお伝えしてみようと思います 。

 

 

参考:オキナワブレッシングネットショップ

 

今回は、全く Web の知識が無い方。つまり初心者でもネットショップを立ち上げることができる、『Wix』を使ってネットショップを自作する方法を説明していきます。

 

また、サイト作成には、Wixがおすすめな理由も紹介しているので、よかったら参考にしてください!

 

ネットショップのメリット

 

簡単にまとめると、ネットショップにはこれだけのメリットがあります。

 

●市場が全世界に広がる

●年中無休・24時間販売してくれる

●SNSと連携して爆発的に注目を集めることもできる

●接客の時間を他の業務に回すことができる

●実店舗より断然安く開業できる

 

市場が全世界に広がる

これは本当にすごいことですが、沖縄にいながら、家にいながら、全世界を市場にして販売することが可能ということです。

 

実店舗を構えるとその場所でしか商売できませんが、ネットショップはその名の通り、ネット上に店舗を構えるイメージなので、全世界の人を対象にできるのです。

 

実際に、オキナワブレッシングさんのネットショップでは、海外からの問合せも多数いただきました。英語やスペイン語の問い合わせがあり、スペイン語が話せるスタッフはいないため、 Google翻訳を使って対応しました。

 

年中無休・24時間販売してくれる

実店舗は、スタッフが開店・接客・閉店の作業を行う必要がありますが、ネットショップは常駐スタッフを必要としないため、開店・接客・閉店の概念がありません。そのため年中無休・24時間営業することが可能です。

 

見込み客は自分の好きな時間、落ち着いた時間にゆっくり商品を購入することができるので、より多くの見込み客に親切なビジネスだともいえるでしょう。

 

例えば、日中はお仕事をして帰宅後は家事や子育てに追われる方は、実店舗に足を運ぶ時間はありませんよね。しかし、ネットショップであればこの問題も解決出来ます。

 

SNSと連携して爆発的に注目を集めることもできる

SNSを利用した集客は今や当たり前となりましたね。名の知れた大企業もコンサルティング契約をして、SMSを集客に利用しているようです。

 

実際、オキナワブレッシングさんもSNSを活用して集客を行いました。後ほど紹介しますが、ショップとインスタグラムを連携したり、How to動画をアップしたりして見込み客や顧客の満足度を高めるサポートをしていきました。

 

SNSを利用することは今の時代どれだけ大切なのか』をまとめた記事もございます。どうぞご覧ください。

 

接客の時間を他の業務に回すことができる

ビジネスを行っている皆さんは、共通して「忙しい、時間がない」と思われることでしょう。

 

ネットショップを立ち上げれば、接客の時間を取る必要がないため、その分ほかの業務を行うことができます。

 

実店舗より断然安く開業できる

個人で開業する小規模店の場合でも、最低700万円~1200万円程度の資金が必要になってきます。もし上手くいかなかった場合のことを考えると恐ろしいですよね。

 

しかしネットショップなら、ショップを立ち上げるのは無料で出来ちゃうんです。

 

リスク回避ができるため、ハードルが低い開業といえると思います。また、事業の拡大やリブランディングにも役立ちます。

 

 

ネットショップのデメリット

 

ネットショップのデメリットをあげるとしたら、このようなものがあります。

 

●購入者が商品の実物を見ることができない

●お客様の顔をみることができない

●在庫管理・発送作業などの事務作業が多い

 

購入者が商品の実物を見ることができない

これは、見込み客側のデメリットです。実際の雰囲気や使用感などを見て決めたいという方は、実店舗の方が向いているかもしれません。

 

そのため、自社のビジネスとターゲットをよく精査する必要があります。

 

お客様の顔を見ることができない

対面ビジネスを大切にしている事業にはネットショップは向かないでしょう。しかし、時代はコロナウイルスの影響もあり、非対面型ビジネスモデルへの転換を必要としています。

 

在庫管理・発送作業などの事務作業が多い

これは正直、実店舗でも必要になる作業ですので、ネットショップ特有のデメリットではありませんが、店舗に立って接客することがない分、在庫管理や発送作業などの作業をコツコツと行うことを大変だと感じてしまう方もいるかもしれませんね。

 

メリットとデメリットについて考えてみましたが、これからの時代は、ネットショップを立ち上げることに対するメリットの方がとても多いと感じています。

 

ネットショップはWixがおすすめ

 

ではここから、具体的にネットショップの作り方について解説していきます。

 

使うのは『Wix』というツールです。

 

Wixは、「ホームページを作成する際の技術的な壁を取り除き、Web デザインをもっと身近なものにする。」ということを目的としたツールで、知識や経験に関わらず、誰でもプロと変わらないクオリティのホームページを作成できる、無料のプラットフォームとなっています。

 

Wixネットショップの作り方

 

では、具体的なネットショップの作り方について解説します。

 

 

まず、Wixにログインします。

 

 

AIを用いて作成することも出来ますが、テンプレートを使用することをおすすめします。

 

 

ネットショップを選択します。

 

 

 

テンプレートの一覧が表示されますので、イメージにあったテンプレートを選びましょう。白紙を選んでゼロから作成することもできます。

 

 

 

作成するページは、このように見込み客にわかりやすいように作成します。ここで是非用意したいのが、『よくある質問』ページです。

 

ページに反響が出れば出るほど、たくさん問い合わせが来ます。その問合せを分析すると、「決済方法はクレジットカードのみですか?」「再販はいつですか?」「注文確認メールが届きませんが、注文出来ています?か」など、決まった質問ばかり大量に来ていることに気づくかもしれません。

 

これらの質問に回答するページが『よくある質問』です。

 

このページを作成するだけで、体感的には8割近くの問合せが削減されました。

 

 

TOPページに『Instagramフィード』を入れることもおすすめです。お店の公式Instagramを接続することで、見た目もよくなりますし、Googleへのアピールにもなり、ネットショップが上位表示される可能性を高めます。(SEO対策)

 

 

ショップアイテムの管理は、このように名前や価格・在庫などを設定できます。

これで、Wixを使ったネットショップを立ち上げることが出来ました。

 

Wixのテンプレート・事例などについて記事にまとめていますので、参考にされてください。

また、ネットショップの比較記事も公開していますので、よければご確認ください!

 

まとめ

ネットショップの立ち上げ方について、なんとなくイメージ出来ましたでしょうか。少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

 

ブランドバディーズでは、WordPressを活用した本格WEBサイト、スピード公開を実現するWixを活用したホームページやネットショップ、HubSpotを使用したブランディング、小規模事業者持続化補助金コロナ型の申請サポートなど、幅広くサポートできますので、是非お問い合わせください。