By Hiroki Teruya
地方の中小企業や店舗のオーナーさんとお話ししていると、集客に関して非常によくある「悪循環」に出くわします。
「集客のためにInstagram広告やGoogle広告を出しているんですが、毎月何十万円も飛んでいきます。
確かに広告を出している間は少し問い合わせが来ますが、予算が尽きて広告を止めた瞬間、ピタッと反響がゼロに戻ってしまうんです。このまま広告を出し続けなければいけないのでしょうか……?」
毎月毎月、決して安くない広告費を支払い続けなければビジネスが回らない。そのプレッシャーと恐怖感は、経営者にとって本当に胃が痛む思いですよね。
ですが、僕はこの状況に陥っている経営者さんにいつも率直にお伝えしています。
「広告を出すのを、今すぐ一度ストップしましょう。中小企業が真っ先にお金をかけるべきは、掛け捨ての広告ではなく、24時間365日働き続けてくれる自社の資産=『オウンドメディア』です」
なぜ大企業のような潤沢な予算がない中小企業こそ、広告よりもオウンドメディアに全力を注ぐべきなのか?
今回は、僕自身の泥臭い実践事例やポッドキャストでお話ししてきた現場のリアルな数字をもとに、その本質を徹底的に解説します。
マーケティングの世界には、情報発信の媒体を3つに分類する「トリプルメディア」という基本的な考え方があります。

|
メディア分類 |
特徴 |
不動産に例えると |
資産性 |
|---|---|---|---|
|
ペイドメディア (Paid) |
ネット広告、TVCM、新聞などお金を払って出稿する媒体 |
ホテル・賃貸(払うのをやめると退去) |
フロー型(掛け捨て) |
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アーンドメディア (Earned) |
SNSの口コミ、シェア、外部評価など拡散を狙う媒体 |
評判・人脈(他者の評価に依存する) |
外部依存型 |
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オウンドメディア (Owned) |
自社Webサイト、自社ブログ、LP、メルマガなど |
持ち家・不動産(一度建てれば自社の資産) |
ストック型(永久資産) |
この違いを不動産に例えるなら、広告(ペイドメディア)は「ホテルや賃貸マンション」です。
家賃(広告費)を払い続けている間は泊まれますが、お金を払うのをやめた瞬間、部屋から追い出されて手元には何も残りません。まさに「掛け捨て」の消費です。
一方、オウンドメディア(自社のWebサイト・ブログ)は「持ち家(不動産資産)」です。
土地を買い、家を建てる初期の手間や投資はかかりますが、一度しっかりとした記事やコンテンツを作り込んでしまえば、毎月の家賃を払わなくても自分の資産としてそこに残り続けます。
そして何より素晴らしいのは、このオウンドメディアの記事たちは、3年後も5年後も検索エンジン経由で休まず見込み客を連れてきてくれる「影武者営業マン」になってくれるということです。
一次情報が24時間働く営業マンに変わる4ステップ(商工会セミナー実例)
「でも照屋さん、ブログやオウンドメディアなんて、何十本も記事を書き続けないと成果が出ないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
実は、決してそんなことはありません。
大切なのは「量」ではなく、「読者のリアルな困りごとに寄り添い、自社の一次情報を盛り込んだ質の高い記事」をピンポイントで投入することです。
実際にあった僕の体験談をお話しします。
以前、地元の商工会で「中小企業向けChatGPT・生成AI活用セミナー」の講師を務めたことがありました。
そのセミナーが終わった後、当日の講義の要点、参加者から出た質問、そして現場で実演した音声入力の手順を丁寧に整理し、自社のオウンドメディア(ブログ)に1本の記事として公開したのです。

すると、どうなったか?
公開からわずか1ヶ月も経たないうちに、Google検索で
そして驚いたことに、その記事を読んだ企業様から「うちの会社でも社員向けにAIセミナーを開催してほしいのですが、相談できますか?」という新規の問い合わせが、自社サイトから直接舞い込んできました。
僕はこの記事に対して、広告費を1円も払っていません。
自分が現場で話した一次情報をWebサイトにストックしただけで、Googleが自動的に見込み客を見つけ出し、商談のテーブルまで連れてきてくれたのです。これがオウンドメディアの持つ圧倒的なパワーです。
僕たちのような小さな会社が、営業マンを何人も雇うことは人件費の面で現実的ではありません。
しかし、オウンドメディアの中に「自社の強み」「お客様の悩みの解決策」「よくある質問への回答」「導入事例」を記事として散りばめておけば、どうなるでしょうか?

あなたの代わりに、Webサイト上の記事が画面の向こうの見込み客に対して、丁寧に、誠実に、一切の文句も言わずに営業プレゼンを行ってくれます。
これが、僕が提唱している「影武者営業マンを大量に用意しておく」という戦略です。
フロー型のSNS投稿は、タイムラインの波に流されて数時間〜数日で誰の目にも触れなくなります。
しかし、自社ドメインのオウンドメディアに蓄積されたストック型のコンテンツは、時間が経つほどドメインパワーを高め、永続的に価値を生み出し続けるのです。
「オウンドメディアが大事なのは分かったけれど、どのシステムで作ればいいの?」
その答えとして、僕たちBrandBuddyzが最もおすすめしているのが「Wix Studio」です。
従来のWordPressなどでオウンドメディアを構築すると、セキュリティアップデートやプラグインの不具合対応に追われ、記事を1本作るだけでも専門の知識が必要でした。
しかしWix Studioであれば、
という、中小企業にとって理想的な「自走できるオウンドメディア環境」をノーコードで素早く立ち上げることができます。
広告費を毎月垂れ流す生活から抜け出し、今日から自社の資産を積み上げ始めませんか?
そう思われた経営者の方は、ぜひ一度BrandBuddyzにご相談ください。貴社の強みを活かしたストック型メディアの設計図を、60分間の無料オンライン相談(Zoom)で一緒に整理いたします。
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