マーケティング活動していく中で、よく出てくる言葉として「ペルソナ」がありますよね。クライアントと打ち合わせをする時に「ペルソナは何ですか?」と聞くこともあります。
このペルソナを作成することって難しかったりしませんか?
大手企業だとアンケート調査やフォーカスグループインタビュー、購入データの属性から推測することができると思いますが、僕らのような中小企業はそこまでデータを収集することにお金と時間を費やす余裕はありません。
この記事は2024年6月10日に配信したポッドキャストの音声を記事化したものです。Podcastも合わせてお聞きください。
最近では、チャットGPTを使ってペルソナを作る方もいたり、僕も壁打ちをする際にペルソナをチャットGPTに考えさせたりすることもあります。
しかし、シンプルに言うと、ペルソナとは何かと言うと、「お客さんの立場になって考えること」だと思っています。
小学4年生の女の子がこのお菓子を見た時にどう感じるのか?
65歳のおばあちゃんが孫が家に遊びに来る時におやつを買って行こう、その時にこのおばあちゃんがスーパーのお菓子の棚を見た時にこのお菓子のキャッチフレーズだったらどう思うのか?
とかですね。日常生活の中には目にするものを立場を変えて考えると多くの気づきと発見を得ることができます。
人間観察が効果的
自分の立場で物事を見てしまうと、お客さんの立場になって考えることって難しいんですよね。
ペルソナ作成で僕が一番おすすめしたいのは「人間観察」だと思っています。特に自分の身の回りにいる人間を観察することですね。
「こういう方だったらこういう行動をするな」とか、「こういう方に対してこういう言葉を使ったら振り向くかな」とか、そういったことを具体的に考えます。
「あの人にメッセージを送るんだったらどんなメッセージにするのか」など、日常生活における観察を、自分以外の誰かになりきって行うことが、ペルソナ作成において最も重要だと考えています。
お菓子のパッケージからペルソナを考える
ウェブサイトをデザインする時やキャッチコピーを考える時も同じです。この人に対して振り向いてもらうための言葉はどんな言葉なのか?など。
例えば昨日、僕の一番下の娘がバスケに持って行ったおやつが「じゃがりこ細いやつ」だったんです。
この「じゃがりこ細いやつ」は、小学生の商品開発のアイデアコンテストで出てきたアイデアの一つなんですけど、このネーミングは良いですよね。「じゃがりこ細いやつ」。
じゃがりこには、サラダ、チーズ、じゃがバター、たらこバター、九州しょうゆ味がありますが、この商品ラインナップに「じゃがりこ細いやつ サラダ」が追加販売されているんです。

引用元:カルビー
おそらくこの「細いやつ」とネーミングした理由として考えられるのが自分で購入するのではなく、小学生が母親に買い物をお願いすることを想定しているのではないかと考えます。
母親が娘に「じゃがりこ買ってきて」と言われたときに使うフレーズではないかと妄想してみました。
娘:「明日バスケの試合があるから、じゃがりこ買ってきて」
母:「何味?チーズ?サラダ?」
娘:「細いやつ!」
みたいな感じではないでしょうか。
特に統計調査したりとか調べたわけではなく昨日娘が買ってきたじゃがりこ細いやつを見て、小学生とその母親の立場になって考えたところ得られた気づきです。
ペルソナ作成のまとめ
結局、ペルソナ作成とは、マーケティングの基本に立ち返ることです。それは「お客さんの立場に立つ」こと。
これを忘れずに、人間観察を通じて具体的なペルソナを描き、それを基にしてマーケティング活動を行うことが、成功への近道だと僕は思っています。
以上が、ペルソナ作成の重要性とその実践法についての私の考えです。皆さんもぜひ、日常生活での観察を通じて、具体的なペルソナを描いてみてください。
それが、マーケティング活動の成功につながるはずです。