おはようございます、照屋です。今日は集客についてお話ししたいと思います。「よし、ブログを書こう!」と思っても、テーマが思い浮かばなかったり、アイディアが出なかったりと、頭を悩ませることはありませんか?
実は、私も毎日Podcastを配信していますが、同じように「今日のテーマ、どうしよう?」と考えることがよくあります。そんな時におすすめしたい方法があります。それは「ユーザーのインサイトを理解する」ことです。
この記事は2024年6月13日にPodcastにて配信した音声内容を記事化したものです Podcastも合わせてお聞きください。
インサイトという言葉はマーケティングでよく使われます。ペルソナのインサイト、つまりユーザーの深層心理を理解することです。
これは、ユーザーの感情や意見を深く掘り下げる考え方です。例えば、「この人の投稿の裏にある感情は何だろう?」とか、「どんなメッセージを送ったらこの人をハッピーにできるだろう?」、「どうしたら気づきを与えることができるだろう?」といったことを考えます。
では、ユーザーのインサイトをどのようにして理解するのか、具体的な手法についてお話しします。おすすめなのは「ソーシャルリスニング」です。ソーシャルリスニング、聞いたことがありますか?
実は大手企業はこれを積極的に活用しています。
例えば、X(旧Twitter)やInstagramなどで投稿される内容や、投稿に含まれるキーワードをソーシャルリスニングツールを使って設定しておけば、ユーザーが自社のブランド名などを投稿したときにその情報が表示されるようになります。
HubSpotにも同様の機能がありますし、Hootsuiteなどの海外ツールを使ってチェックする方法もあります。
ソーシャルリスニングとは、企業やマーケターがソーシャルメディア上で行われている会話や投稿を分析し、ユーザーの意見や感情、トレンドを把握する手法です。
これにより、ブランドに対する消費者の認識や市場動向をリアルタイムで把握し、マーケティング戦略の改善に役立てることができます。
顧客の声を聞く
ブランドの認知度と評判を監視
競合分析
トレンドの把握
キーワードモニタリング
感情分析
競合他社の分析
トレンド追跡
ツールを使わなくても日常生活の中で工夫することでソーシャルリスニングを実践することができます。
私がよくやっているのは、XやFacebook、Instagramなどの投稿を見て、その投稿の裏にある感情は何なのかを深く考えることです。
その人のためだけに投稿するように心がけることで、刺さるコンテンツを作ることができます。
例えば、Facebookで「今日は疲れた」と投稿している人がいたとします。この裏には「誰かに共感してほしい」といった感情が隠れているかもしれません。
そこで、「大変だったんですね。今日はゆっくり休んでくださいね!」とコメントすることで、その人との関係性を深めることができます。
Xの投稿でこの人はこのような投稿してるけれども昨日のトークを見ると変わってるから「ちょっと感情が変わってるのかな?」「何か心の変化があったのかな?」「それは何がきっかけだったのかな?」など深く考えることで、「その人のためになる情報は一体どんな内容なんだろう」って考えることができるようになります。
Instagramで「このカフェのコーヒーが美味しい!」と投稿している人がいれば、「私もそのカフェ好きです。次はどのメニューを試そうか迷っています。」と共感を示すことで、会話が広がりやすくなります。
この時に、今まではカフェのコーヒーが美味しいっていう投稿をしてなかった人が急にこういう投稿すると何か心境の変化があったのかなとか考えます。
人の投稿を見て反射的に反応するのではなくて、心の奥底にある心理状態を探るように心がけると、ペルソナのインサイトを理解する訓練になりますのでぜひやってみてはいかがでしょう。
さて、ここで質問です。なぜ私は今日の音声配信のテーマを「ユーザーのインサイト理解するにはソーシャルリスニングをしよう」と決めたのか考えてみてくださいね(笑)
ユーザーのインサイトを理解することは、集客力を高めるための強力な手段です。日常的にソーシャルメディアを観察し、ユーザーの投稿の裏にある感情を考えることで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。
ぜひ、みなさんもソーシャルリスニングを取り入れて、ユーザーとの関係を深め、集客力を向上させてみてください。FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアを有効活用し、ユーザーインサイトを活用したマーケティングを実践してみましょう。
これからも、集客やマーケティングのヒントをお届けしていきますので、お楽しみに。それでは、また次回お会いしましょう。