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AI時代における人間の役割とは?感情のスパークが生む価値

Hiroki Teruya By Hiroki Teruya
AI時代における人間の役割とは?感情のスパークが生む価値
AI時代における人間の役割とは?感情のスパークが生む価値
8:46

おはようございます。昨日、嬉しいことがありました。仕事でZoomを使って打ち合わせをしていたところ、「照屋さんのポッドキャストを毎日聞いてます。朝ご飯を食べながら聞いてます」と言われました。

とても嬉しかったですね。そして、その方に「明日のポッドキャストの配信では何がいいでしょうか」と聞いてみました。

すると、「人とAIが仕事をすることと、人と人が仕事をすることのメリット・デメリットについて意見を聞きたい」とのことでした。

今日はそのテーマについてお話ししたいと思います。

この記事は2024年6月14日にPodcastにて配信した音声を記事化したものです。ポッドキャストも合わせてお聞きください。

 

結論から言いますと、そもそも人とAIの区別はもうできないのではないかというのが僕の見解です。なぜなら、スマートフォンやパソコンは人間の道具の一部として使われており、簡単に言うと、人間の機能の拡張だと思っているからです。

しかし、人間とAIの本質的な違いは何かというと、アミノ酸でできているかシリコンでできているかの違いではないか(笑)と考えています。

人間の脳自体は、ニューロンやシナプスを通じて電気信号で情報をやり取りし、考える能力を持っています。また、主観や認識を持っています。一方で、AIは同じように電気信号を使い、人間の脳を模倣して動作しています。生成AIもデータを基に再組み換えを行っているに過ぎません。

人間の脳とAIの構成の共通点

人間の脳とAIの共通点について考えてみたいと思います。人間の脳は約860億個のニューロンで構成されており、これらのニューロンはシナプスを通じて接続されています。シナプスを介してニューロン同士が電気信号をやり取りすることで、情報が伝達されます。この電気信号の伝達は、化学物質(神経伝達物質)によって調節されています。

一方、AIのハードウェアは主にシリコンチップで構成されています。これらのチップ内には数十億個のトランジスタがあり、これらがオンとオフの状態を切り替えることで電気信号を処理します。

トランジスタは、人間の脳におけるニューロンの役割を果たします。AIも人間の脳と同様に、電気信号を用いて情報を処理し、意思決定を行います。

人間とAIの能力の比較

次に、人間とAIがそれぞれできることについて比較します。

人間ができること

  1. 創造性: 人間は新しいアイデアを生み出す能力に優れています。アート、音楽、文学など、創造的な分野での貢献は人間ならではのものです。
  2. 感情の理解と共感: 人間は感情を持ち、他者の感情を理解し共感する能力があります。これは人間関係の構築やコミュニケーションにおいて重要です。
  3. 倫理的判断: 人間は複雑な倫理的問題を判断する能力があります。これは医療や法律など、重要な決定を下す場面で不可欠です。

AIができること

  1. 大量データの処理: AIは膨大なデータを迅速かつ正確に処理する能力があります。これはデータ分析や予測において非常に有用です。
  2. 24/7の稼働: AIは疲れ知らずで、24時間365日稼働できます。これにより、業務の継続性が保たれます。
  3. 反復作業の自動化: AIは反復的な作業を自動化し、人間がより創造的な業務に集中できるようにします。

人間同士の仕事のメリット

人が人と仕事をする最大のメリットは、感情のスパークによって新しい価値が生まれることです。感情と感情のぶつかり合いが、新しいアイデアや解決策を生み出すことができます。この創造的なプロセスは、AIには真似できないものです。

例えば、チームでブレインストーミングを行うとき、人間同士の多様な視点や意見が融合して、思いもよらない革新的なアイデアが生まれることがあります。

このような偶発的な創造は、感情と感情の相互作用によって促進されます。

また、感情というのは経験に紐づく解釈によって導き出されるものだと考えられます。同じ事象が起きたとして人によって解釈が変わってきます。バナナといえば?「黄色」という人もいれば「ゴリラ」という人もいます。

人と人が一緒に働くということは価値観の違いや解釈の違いから生まれる脳の回路の組み換えではないでしょうか。つまり、今まで自分では気づかなかった視点を受け入れて咀嚼して、新しい感情が芽生えていく。そのプロセスを楽しむことができるのは人でしかできないことではないでしょうか。

感情のスパークが生む価値

あるプロジェクトを進めていく中で、必ずと言っていいほど人間の中で感情の起伏が起きます。タスクがなかなか完了しなくて眠い・・・。業務に追われて子供との時間が取れずにイライラしてしまう、仕事に集中するばかりコインランドリーから洗濯物を取るのを忘れてしまって、妻に文句を言われて感情的になってしまうとか。

私のことです(笑)

徹夜をして頑張ってこれは絶対いいものだと自信を持ってクライアントに出したとしても否定されてしまう。その時に湧き上がってくる感情は「何で私はこんなに頑張っているのに評価してくれないんだろう」「クライアントが理解できないのはクライアントが悪い」とかですね。そういう感情はよくないですね。

クライアントからグサグサグサグサ言われてへこんでしまうことは多々あります。その中で感情的になってしまって喧嘩になってしまうこともあるかもしれません。私はよく喧嘩をしたりします(笑)

ではなぜ感情的になるのでしょうか?

それは本気で向き合ってるからだと思います。本気で向き合ってるからこそ人は感情的になりますし、嬉しい、楽しい、悔しいという気持ちが芽生えるものだと思います。

プロジェクトの中で感情的になることは、私はいいことだと思っております。むしろ感情的ではないプロジェクトはAIとのみ進めた方が効率的です。

感情の波に飲まれながら、溺れそうになりながら、希望を失いながら必死で泳いでもがいて見つけた島は、最高のハッピーアイランドにですし、そのプロジェクトは成功すると思います。

人間とAIの協働の未来

では、人間とAIが協働する未来はどのようなものでしょうか。AIの能力を最大限に活用しつつ、人間の創造性や感情を生かすことで、新しい価値を生み出すことができます。

AIはデータ分析や反復作業を担い、人間は創造的な問題解決や倫理的判断を行うことで、補完関係を築くことができます。

たとえば、医療分野では、AIが膨大な患者データを分析し、診断の精度を高める一方で、医師が患者と直接対話し、共感的なケアを提供することができます。このように、人間とAIがそれぞれの強みを発揮することで、より質の高いサービスを提供することができます。

結論

人とAIの区別が曖昧になる現代において、AIは人間の機能を拡張する道具として非常に有効です。しかし、人間同士の仕事には、感情のスパークから生まれる創造性や新しい価値が存在します。

AIにはないこの感情のぶつかり合いが、これからの仕事において最も重要になるでしょう。これが人と人でしか生み出せない仕事の本質です。

いつもPodcastを聞いていただきありがとうございます!

参考文献

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