SEO対策の一環としてHubSpotが提唱しているのが、『トピッククラスターモデル』です。これまで、SEO対策はキーワード選定が重要視されてきましたが、よりSEOに強い対策としてトピッククラスターが注目されています。
今回は、このトピッククラスターモデルとはなんなのか、トピッククラスターの作り方について解説していきます。
BrandBuddyzは、2020年にHubSpotのソリューションパートナーとなり、小規模事業者や中小企業、県内外の大手企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
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近年、「那覇 飲食店」とバラバラのキーワードで検索していたものが、「近くでご飯を食べたい」と検索しても、期待に沿った検索結果が表示されるようになりました。
これは、Googleが検索の意図を理解できるようになってきたということです。このような変化に伴って、SEO対策は、『トピッククラスターモデル』を使用することをおすすめします。
トピッククラスターモデルとは、キーワードではなくトピックに重点を置いた SEO 戦略のことを言います。
サイトの構造を改善し、コンテンツの関連性を Google が認識しやすくなるようにして、全体として検索結果の順位向上につながるように対策していきます。
様々なトピックで書かれたブログ記事は、分類されていないことが多くあります。その結果、似た内容の記事となり、各記事が競合してしまう可能性が高まります。
例:2つの記事共に、上位表示にならない可能性が高い
●トピッククラスターとは?メリットについて
●トピッククラスターのメリットまとめ
似た記事が複数存在し、記事のコンテンツが重複し、URLも似通ってくると、検索結果のページ(SERP)でお互いのトラフィックを奪い合うことに繋がります。
ではそうならないために、どのようにブログ記事を構成したらよいのでしょうか。下記の流れで構成していきます。
軸となるピラーコンテンツを一つずつ用意し、トピックごとに概要を説明
↓
個々のロングテールキーワードに対応したクラスターコンテンツを周囲に配置
↓
ピラーコンテンツとクラスターコンテンツを、同じキーワードで相互にリンクを設定
↓
クラスターコンテンツのうち1つの順位が上がる
↓
相乗効果でトピッククラスター全体の順位も上がる
ポイントはクローラーと呼ばれる、ウェブ上の文書や画像などを定期的にパトロールして、自動的にデータベース化するプログラムに、関連性を認識させることです。
トピッククラスターモデルを使用すると、自社ブログのコンテンツの内容に関連性があること、自社のブログがそのトピックの専門家なんだということをGoogleにアピールできます。
それが結果的に、ブログが上位表示されることに繋がりやすくなります。
HubSpotでは、トピッククラスターを推奨しており、このように簡単に可視化できるようになっています。
作り方も簡単です。マーケティング→計画と戦略→SEOと進みます。
トピックを選び、新しくトピックを追加します。
トピックを新しく追加する際は、このようにキーワードを入力し、「保存」することで簡単に追加完了です。ちなみにとても嬉しい機能として、月間検索数も確認することができるため、今現在ホットなワードなのかも確認できます。
追加したトピックの詳細を確認すると、このような画面になります。「リンクを確認」をクリックすると、ピラーページにリンクがあるかと確認してくれます。
トピッククラスターモデルとはなにか、その作り方について解説しました。現時点で、とても有効なSEO対策だと感じます。
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