特にデジタル化が進んでいる今、マーケティング、販売、カスタマーサービスや従業員のトレーニングに動画を用いる企業が増えてきています。
あなたは、動画を配信していますか?
動画を戦略的に用いてマーケティングにおいて成功していますか?
「動画は配信しているけど、戦略的な方法ではできていない。」と答える方は多いでしょう。
せっかく動画配信するなら、戦略的にやったほうがもちろん得ですよね!
そこで今回は、企業向けの動画配信と解析のプラットフォームを提供している、いわば戦略的な方法で動画配信を可能にした「Vidyard」というソフトウェアについてお話ししていきます。
出典:Vidyard
Vidyardは、2010年5月に設立され、CRMやマーケティングオートメーションを統合した、企業向けの動画配信と解析のプラットフォームを提供しています。
つまり、動画マーケティングソフトの会社です。
反応の良いサムネイル画像を把握したり、CTAを設置しリードに繋げたりできる有能なマーケティング機能が充実しています。
名の知れた大企業でもある、Honeywell、McKesson、Leonovo、Linkedin、GroupOnやCitibankなどは、Vidyardを用いて動画戦略を強化し、視聴者を顧客に変えているとのこと。
ポール・グレハムは、Vidyardのことを「YouTube for business(ビジネス向けYouTube)」と言うほど、YouTubeをマーケティングツールとして活用したい企業にはぴったりとも言えるソフトウェアです。
簡単にいうと、自分の動画を誰がどのくらい見たのか、どの動画がコンバージョンに繋がったのか、など分析できるのが「Vinyard」なのです。
普通、動画を配信するとYouTubeに一旦飛んで動画を再生するという流れなので、誰がどのくらい見て、コンバージョンにつながったのか、細かく把握ができないため、視聴者の分析が難しかったのが現実です。
Vidyardは、その問題を解決し、広告なしで動画視聴でき、リアルタイムでアクセスの分析ができるのです。
また、集客だけのための動画配信だけではなく、無料で社内の動画作成が簡単にできるのも特徴的です。
ここからは、集客や社内で活用できるVidyardの特徴を取り上げていきます。
・広告のないビデオホスティング
・A/Bテスト機能で反応の良いサムネイルの分析
・リアルタイムのアクセス分析
・完全にカスタマイズできるCTA(例えば:「この商品の詳細をすぐ知りたい)(お問い合わせフォーム)」
・動画コンテンツにブランド名を埋め込める
・E-mail、YouTubeやTwitterなどの多くのチャネルからシームレスな配信
・簡単にPCや携帯から動画撮影可能
・ライブ配信
・すでに作成された動画をアップロードして配信可能
・パスワードも付けられるためセキュリティの保護になる
*プランにより利用可能な機能が変わってきます。
また、多くのデータが集まっているのも、Vidyardの強みでしょう。
データにより、どの時間帯、どのタイミングで動画を配信したらいいのか、サジェストしてくれます。
いくつか特徴がありますが、無料で動画作成、アップロード、配信まで簡単でスピーディにできる!というのもVIdyardの特徴ですね。
こちらの動画で企業がどのようにVidyardを活用しているのか、どのような動画を作成し配信しているのか見れます。(英語のみなので、下記でまとめた内容参照)
動画の内容をザッとまとめてみました⬇︎
“あなたのビジネスは、前例のない変化に直面しています。
イベントのキャンセル、渡航制限やリモートワークへの移行などで、顧客や同僚とのコミュニケーションを維持するのが難しくなっています。
誰もが遠くに感じ始める時、どのようにビジネス関係を維持できるでしょうか?
Vidyardは、動画を最も簡単な仕方で作成してシェアでき、ビジネス関係の維持を可能にする方法を提供しています。”
Vidyardの特徴を簡単に説明した上、どのような使い方ができるのかが強調されています。
簡単にPCやパソコンから動画を撮影したり、動画を追加して多くのチャネル(SNSなど)で配信できます。
企業やチーム内でのアップデートや共有内容を、動画にして共有することもでき、営業チームは、商品のデモや紹介のビデオを動画にしてメールで送信できます。
伝えたいことを多くのチャネルで動画配信できるのも、マーケティングチームの助けになります。
要するに、集客(マーケティング)・社内・営業チームで幅広くご利用いただけるということですね。
※先ほど紹介した特徴について触れている部分は割愛して、ザッとした内容にはなりますが、英語が分からなくても、Vidyardでどのような操作をしているのか見れるので動画もチェックしてみてください♪
Vidyardは、ビジネス向けのYouTubeと言われているが、全くYouTubeと置き換えて使わないということでなく、YouTubeも同時に活用して顧客のエンゲージメント率をあげることもできます。
“こうした機能はYouTubeにはないが、YouTubeから動画をVidyardに持ってきたり、逆にエクスポートして戻すといったことができるので、「YouTubeはインバウンドのプラットフォームで補完的な存在です。VidyardにはYouTubeの創業者も投資していますしね」とリット氏は説明する。”
参照:https://jp.techcrunch.com/2017/01/18/vidyard/
ここで、もう一つ注目できるのが、動画マーケティングプラットフォームとMAソフトウェアのCRMと同期ができることです!
Vidyardで得た情報やマーケティングに役立つ便利な機能を活用し、MAマーケティングソフトウェアを通して、顧客とのエンゲージメント率の高い関係・コミュニケーションを築くことができます。
HubSpotにVidyard動画を追加する方法について詳細をご確認ください。
Vidyardには4つのプランがあり、プランごとに利用可能な機能が異なってきます。
出典:Vidyard
ー無料プランー
動画レコーディング、アップロード、配信を簡単に操作ができます。
・レコーディングから配信まで全て無制限で利用可能。
・メール、SNSなど多くのチャネルで配信可能。
ープロプラン(15ドル/月)ー
顧客と従業員とより良い関係・コミュニケーションを築きたい方向け。
・パスワードでセキュリティ保護
・動画への返信
・CTAの作成
ーチームプラン(300ドル/月)ー
営業やマーケティング戦略で動画を用いたい方。
・3人以上のユーザー
・独自ブランディング
・フル動画分析
ービジネスプラン(1,250ドル/月)ー
動画を用いてチームが多くのリード、パイプライン、収益を生み出すことを支援。
・5人以上のユーザー
・完全にカスタマイズ可能なCTA
・CRMマップ統合
英語表記のみですが、グーグル翻訳でページを全翻訳して利用してみるといいかもしれません。無料プランがあるので、まず無料版を使ってみてイケそうと思ったら、有料プランに切り替えてもいいかもしれませんね。
どんな状況でも「Keep connected with your customers and coworkers(顧客と同僚とのつながりを保つ)」ことを可能にする、社内・営業・マーケティングと幅広く使える動画マーケティングソフトのVIdyard。
ただの動画配信というサイクルをやめ、戦略的な方法で動画配信しませんか?
顧客とエンゲージメント率の高い、より良いコミュニケーションを築いていくために、MAソフトウェア(HubSpotなど)と掛け合わせて利用してみるのもいいかもしれません。
このようなマーケティングに役立つツールを用いて、社内・顧客との関係ともに成長を目指していきたいものですね。
この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
WisitiaとVidyardの比較記事も公開していますので、参考にしていただけたら嬉しいです!