僕はですね、ウェブサイト制作の仕事が大好きなんですよ。もう大好き!この業界で13年やってきましたが、ウェブサイト制作は本当に面白いんです。
皆さん、今のビジネス、このままでいいと思いますか?売上をもっと上げたいけど、人手不足で悩んでいませんか?
この記事では、ウェブサイト制作が単なるデザインワークじゃなくて、経営戦略そのものだということをお伝えします。実際のケーススタディを通じて、あなたのビジネスモデルの可能性を広げる方法をご紹介しますね。
この記事は2025年4月5日に ポッドキャストにて配信した音声をベースに作成しています。 Podcast も合わせてお聞きください。
僕の原点はですね、子供の頃の「機械いじり」への情熱なんです。当時はミニ四駆が流行ってて、「いかにしてスピードを速くするのか」とか考えるわけですよ。モーターをハイパーダッシュモーターに変えたらどうなるのか、穴を開けたらどうなるのか、シャーシの部分を軽量化したらどうなるのか…。
あとは壊れたラジカセを分解してみると、「あっ、こうなってたんだ!」って。さらに壊れたラジコンのリモコンとラジカセのスピーカーを組み合わせて、離れた場所から音を出す実験をしたんです。実際に音が出た時の感動は最高でしたね!
皆さんも、何か物を分解して「どうなってるんだろう?」って考えた経験、ありませんか?
この経験が、今のウェブサイト制作の仕事に直結しているんです。クライアントのビジネスモデルを分解して、「これとこれを組み合わせたら、こんな新しい価値が生まれるんじゃないかな」と考えるプロセスは、子供の頃の機械いじりと本質的に同じなんですよ。
さて、このウェブサイト制作なんですけど、一言で言うとこれは「経営戦略の凝縮版」なんです。ウェブサイトが全てを凝縮すると言っても過言ではありません。なぜならば、入り口ですね、この入り口を制することによって全てが変わっていくんです。
皆さんのビジネス、お客さんはどこから入ってきますか?今どんな入り口を用意していますか?
僕らのクライアントとの打ち合わせはですね、実質的な経営戦略会議なんです。ヒアリングするものは大きく2つです。
そのギャップは何ですか?このギャップを埋めるために戦略を考えて、それをウェブサイトという形で実現していくんです。単なるホームページ制作じゃなくて、本質的にはビジネスの入り口そのものを設計しているんですよ。
例えば電気工事業を考えてみましょう。電気工事屋さんというのはどういうビジネスモデルなのかを分解して考えると、電気を扱う専門資格を持った人が、現場に行って工事をするのがお仕事ですよね?工事を発注する側から作業完了したら請求書を発行してお金をいただくという典型的な「人が動かないと売上が立たない」人工ビジネスなんです。
売上を上げていこう!ガンガン上げていこう!と思うと、人を採用しないといけないですよね。ここがネックになってくるわけです。「忙しい、忙しい、でも人が足りない」。皆さん、こんな状況に陥ったことありませんか?
あるクライアント(電気工事会社)との打ち合わせで、この課題が出てきたんです。そこで僕は単刀直入に聞いたんですよ。「社長、なんかお金に変わるものないですか?」って。
社長は「うーん」と考えた後、「そうだなぁ、うち発電機いっぱいあるんだよ」と。これらの発電機は法定点検や工事の際に使用する仮設電源なんですが、実は年に数回しか使わないんです。皆さんも、使っていない設備や道具、意外とありませんか?
そこで僕は「社長、『仮設電源.com(仮称)』というサイトを作って、仮設電源に特化した集客ができるウェブサイトを作りましょうよ!」と提案したんです。ターゲットはこんな感じです。
このアプローチにより、電気工事の技術者が現場に行かなくても、倉庫に眠っている発電機がお金を生み出す仕組みができたんです。別の現場にいながら、この発電機自体がお金になる。これが僕らが目指す「人に依存しない収入源の創出」なんですよ。
あとはある設計会社さんのアポの時にも、同様なビジネスモデルの課題がありました。設計会社も設計しないとお金が入らないという労働収益型のビジネスですよね。
毎回オーダーメイドで設計をするって、意外と大変なんです。できればですね、商品をクッキーのように「このチョコレートクッキーはいくらです」「このホワイトクッキーはいくらです」というふうに決まった企画で売ることができたら楽なわけです。でも設計会社ってなかなかそういうことができないんですよね。
皆さんのビジネスも、毎回ゼロから作業が始まるタイプですか?それとも定型化できる部分がありますか?
この設計会社の社長さんが考えていたのが面白かったんです。「一戸建てをマイホームに買って20年後、子供たちが大きくなって成人して独立して出ていっちゃうと、子供部屋が空いちゃう。この子供部屋が大体物置に変わったりするんだけど、実はお父さんお母さんたちは子供が成人すると自分の時間ができて、趣味の時間に当てるようになる」と。
その趣味の時間を快適にするための「趣味部屋」というコンセプトだったんです。軽いリサーチをしたら、本屋さんでも「大人の趣味部屋」のような特集がされていて、ネット上でもそういうニーズがあることが分かったんですよ。
そこで「趣味部屋.com(仮称)」というサイトを作って、こんなパッケージを提案しました。
これにより、エンドユーザーさんは「自分がこういう部屋を作りたいんだ」とイメージが湧きやすくなり、設計会社は標準的なパッケージを提供することで効率的に収益を上げられるようになったんです。
皆さんも、自分のサービスをパッケージ化できる部分はないですか?お客さんが選びやすい「〇〇の部屋」みたいな形にできませんか?
これが僕らのやる、このヒアリングで考える作戦会議なわけですね。「あなた以外で売上を立てるものはないか」「お金に変わるものはないでしょうか」みたいな、そういうふうに切り口を考えていくんです。
これらのケーススタディから学べることは、以下のようなプロセスで新たなビジネスの可能性を見つけられるということです。
皆さんも、自分のビジネスをこの5つのステップで見直してみませんか?思いがけない発見があるかもしれませんよ!
ウェブサイト制作の本質は、クライアントのビジネスを深く理解して分解し、「これとこれを組み合わせたら、こんな新しい価値が生まれるんじゃないかな」と考えて、それを形にすることなんです。単にデザインを美しくしたり、情報を掲載したりするだけじゃなくて、ビジネスモデルそのものを考え直すきっかけを提供することが、真のウェブサイト制作の価値だと僕は思っています。
皆さんは自分のビジネスの本質的価値って何だと思いますか?それはホームページに反映されていますか?
実は僕ら自身も、ウェブサイト制作という労働収益型ビジネスだけやってるわけじゃないんです。でもウェブサイトを作りながら別の収入源があったら、めっちゃ楽になってくるわけですね。安心感が出てくるわけですよ。
例えば、あるツールのアフィリエイトですね。アフィリエイトというのは、そのリンク経由でツールをご契約いただいたら、その料金の20%が入ってくるとか。Udemyやオンラインコースなど、複数の収入源を実は作ってます。
こういう「あなた以外で売上が立つもの」は、あなたのビジネスにもあるはずなんです。探してみませんか?
あなたのビジネスにも、活用されていない資産や新たな収益源の可能性が眠っているんじゃないですか?「お金に変わるものはないだろうか」「倉庫に眠っているものを収益化できないか」「他の人にはニーズがあるけれど、自分たちにとってはあんまり動かしていないけど資産となるものは何なのか」。
そこをですね、考えるとですね、新しい切り口が生まれてくるんです!
例えば、こんなことを考えてみてください。
週末のお風呂の中で、「お金に変わるものはないだろうか」って自問自答してみてはいかがでしょうか?そんなこと、お風呂の中で考えたことあるな〜って思った社長さんもいましたよ!
ということで、ウェブサイト制作は単なるデザインやコーディングじゃなくて、経営戦略そのものなんです。入り口を制することで、ビジネス全体が変わっていく。クライアントのビジネスを深く理解し、潜在的な可能性を引き出すことで、単なるウェブサイトを超えた価値を提供することができるんです。
僕らはクライアントのビジネスに新たな収益源や成長の可能性を見出すパートナーでありたいと思っているんですよ。あなたのビジネスに眠る可能性を一緒に探してみませんか?
今日もですね、「お金に変わるものはないだろうか」ということを自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。このブログ記事が何かのヒントになったのであれば、ぜひコメント欄から「こんな状況があるんだけど、こんなことできますかね?」とか「こんな悩みがあるんです」みたいなことをお知らせいただければ、どんどんアイデアをご提案していきたいと思います。
ウェブサイト制作やビジネス戦略について、何かご相談があればいつでもお問い合わせください。あなたのビジネスの可能性を最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます!