Webに投資しても成果が出ない理由とは?強み・戦略・当事者意識の有無で決まる差を、13年の経験から解説します。
「ホームページ作ったんですけど、全然問い合わせが来ないんです」
これは私がクライアントからよく受ける相談のひとつです。
一方で、同じ時期に似たような規模、同じような業種の会社が「Webサイトを公開した途端に、月10件の問い合わせが入るようになった」というケースもあります。
この違いは一体どこにあるのか?
本記事では、Web制作歴12年、1000社以上の経営者とお付き合いしてきた私の経験から、「Webサイトで成果が出る会社・出ない会社の違い」について、実例と共にわかりやすく解説していきます。
この記事は2025年5月12日にポッドキャストにて配信した音声をベースに作成しています。 ポッドキャストも合わせてお聞きください。
成果が出ている企業には、ある“明確な共通点”があります。それは、会社としての「強み」が明確で、戦略があることです。
例えばこんな会社です:
加えて、その強みを活かすために、
これがある企業は、Webを使っても迷いがないし、改善サイクルが回ります。たとえ最初の設計が完璧でなかったとしても、改善を繰り返して最終的に成果を出すのです。
一方で、いくら予算をかけても、時間をかけても、全く成果が出ない会社にも明確な共通点があります。それは以下の3つです。
「前にお願いしたWeb会社が悪かったんですよ…」
こういった発言をする経営者の会社は、例外なく結果が出ません。
なぜなら、成果が出ない理由を“自分たちの中に見つけようとしない”から。どんなに優れたWebサイトも、使い手側が改善意識を持たなければ無意味です。
Webは店舗と同じ。立ち上げたあと、客足が伸びなければレイアウトを変えたり、看板を工夫したりしますよね?
それと同じで、「アクセスが伸びないならターゲットを変えてみよう」「採用ページをリライトしてみよう」と試行錯誤する姿勢が必要です。
成果が出ない会社にはこの発想が欠けています。
Webサイトは「魔法の箱」ではありません。中身=会社の体制や提供価値が薄いままでは、どれだけ綺麗な見た目でも伝わりません。
「リモートワークできます」「未経験でもOKです」など、会社自体が時代に合わせてアップデートしているか。ここが重要です。
ここで重要なのは、「強み」や「戦略」の前に、経営者に当事者意識があるかどうかです。
成果を出す企業の経営者は、こう言います。
「いま結果が出ないのは、ウチの戦略に改善の余地があるんだと思う」
「ターゲット層がズレてるかもしれないから仮説を立て直したい」
このように自責で捉え、仮説を立て、改善を回すことができるかが、Web施策成功の根本要因です。
私たち制作側は、それに伴走するパートナーでしかありません。伴走相手が止まっていたら、前には進めないのです。
→ Webサイトを全面リニューアルし、「代表の想い」を前面に出す構成へ変更
→ 公開後1ヶ月で10件以上のお申し込みが発生
→ 「働きがい」「スタッフの声」を軸に採用ページをリニューアル
→ 公開2日目で2件の病院見学申込みに成功
→ 商品のストーリーや社長の哲学を「動画」と「Webページ」で表現
→ メディアから取材が入り、露出効果で大手企業との取引開始
いずれも共通しているのは、「強みを掘り下げ、それを伝える工夫をし、改善し続けた」ということです。
結局、Webサイトは経営戦略の反映であり、会社の姿勢そのものが映し出される鏡です。
Webは「結果を出すための手段」にすぎません。
経営者であるあなたの考え方と行動が、すべてを決めます。
私たちBrandBuddyzでは、「成果にこだわるWebサイト制作」を信念に、戦略から設計・改善まで伴走しています。
もしあなたが「今度こそ本気で結果を出したい」と考えているなら、ぜひお気軽にご相談ください。
強みを掘り下げ、未来を描くお手伝いをいたします。