「風の時代」とは何か?
2020年末から新しい時代が始まったと言われています。その名も「風の時代」。今までの「土の時代」との違いを理解し、これからの経営戦略に活かす必要があります。
この記事は2025年3月23日にポッドキャストにて配信した音声をベースに作成しています。ポッドキャストも合わせてお聞きください。
土の時代から風の時代への変化
土の時代の特徴(1800年~2020年)
- 資本主義、物質主義
- ブランド志向
- 所有することへの価値観
20年前を振り返ると、「高級ブランドを持つこと」がステータスでした。しかし、現在の若者はブランドへの執着が少なくなっています。
風の時代の特徴(2020年~)
- 精神性や情報、体験を重視
- SNSによる情報拡散の加速
- 所有から共有へ、シェアリングエコノミーの普及
所有することよりも、体験や共有が重要視されています。
経営者・マーケッターが押さえるべき4つの戦略
風の時代に求められるマーケティングアプローチを4つに分けて紹介します。
1. 体験型マーケティング(Experience)
モノではなく、体験そのものを商品にする時代です。例えば、沖縄にオープンする「ジャングリア」のように、冒険や特別な体験を提供する施設が注目を集めています。
問い:あなたの企業が提供できる体験価値は何でしょうか?
2. 共感型マーケティング(Empathy)
製品の特徴だけではなく、「なぜその商品が生まれたのか」というストーリーが重要です。顧客はストーリーに共感し、そこから信頼が生まれます。
問い:あなたの会社の商品にはどんな共感を呼ぶストーリーがありますか?
3. 情報発信型マーケティング(Information)
有益な情報を積極的に発信することで、専門性や信頼感を高めます。情報を消費する側から発信する側に転じることで、自社のブランド力が向上します。
問い:あなたは情報を消費する側ですか?それとも発信する側ですか?
4. スピード重視のマーケティング(Speed)
情報が即座に広がる現代では、対応スピードが重要です。顧客情報を一元管理し、迅速に対応できる組織作りが求められます。
問い:あなたの会社は迅速な対応ができていますか?
新時代の組織マネジメント
マーケティングだけでなく、マネジメント手法も変化しています。
従来型の組織(ピラミッド型)
新しい組織(ティール型、ホラクラシー型)
- フラットな組織構造
- 自発的で自律的な行動
- 目的を共有し、自ら動くチーム
命令からコーチングやファシリテーションにシフトし、メンバーの自発性を引き出すマネジメントが重要です。
問い:あなたの組織はどちらのタイプに近いですか?
共感がビジネスを加速する
商品やサービスにおいても、組織運営においても、「共感」を大切にすることで成果は大きく変わります。顧客や社員とどれだけ共感できるかが、これからの企業成長の鍵を握っています。
最後に
時代の変化は常に新しいビジネスチャンスを生み出します。「風の時代」を理解し、所有から共有へ、物質から体験へ、命令から共感へシフトしていくことが、今後のビジネス成功の秘訣です。
あなたの会社は、この新しい風をしっかりと捉えていますか?