誰でも簡単にホームページが作れるツールWixですが、「seo設定を使いこなせていない。」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、seo対策を怠るとホームページの力が下がってしまい、ライバルだらけのネット上で埋もれてしまいますよね。せっかく時間と愛情をかけて育てたホームページですから、しっかりseo対策を行って万全の状態を保ちましょう。
この記事では、トピッククラスターの考え方を含めて、Wixのseo設定方法をご紹介していきます。少しでもお役に立てれば幸いです。
seo対策とはなんでしょうか。どうして必要なんでしょうか。
seo対策とは、Googleなどの検索エンジンで狙ったキーワードの上位表示を獲得するための施策のことです。
例えば、沖縄のとある美容室がカラーのお客様をさらに獲得したいなら、「沖縄県 美容室 カラー」で検索した時にホームページを上位表示させなければなりません。そのために、seo設定を行ったり、ホームページのコンテンツを充実させたり、頻繁にブログを更新したりなどの対策を行います。この一連の流れをseo対策と考えるとわかりやすいです。
検索結果の上位に表示されることで、自身のサイトに訪れる人は格段に増加するので、集客などの目的を果たすために大変有効です。
しかし、Google側が上位表示するサイトを選別しているので、「これを行えば必ず上位表示とれます!」と断言できる方法はありません。ただ、ユーザーにとって有益な情報を載せ続けているサイトが上位に表示されることが多いので、大前提としてそこはクリアしていかなければなりません。
Wix内で行うseo設定と対策はこちらです。
└ページタイトル、ディスクリプションのseo設定(ページごとのseo設定)
└サイトのseo対策を解析し、最適なキーワードを設定(サイト全体のseo設定)
「①サイト内のコンテンツを充実させる」から考えます。
あなたが書店の店員さんだとしましょう。お店の一番目立つ場所にある「今週のおすすめ」コーナーの担当になりました。
表紙にインパクトがあり、目に飛び込んでくる本を見つけましたが、内容があまり参考にはなりません。あまり有益な情報ではなさそうです。
一方、タイトルも中身もとてもよくできている、読者の問題解決をサポートしている本を見つけました。
あなたならどちらを「今週のおすすめ」の一冊に選ぶでしょうか。
Googleも同じようなことを行なっているといえます。サイトのデザインが素晴らしくても、中身が薄くユーザーにとって有益な情報ではないと判断されれば、上位表示に選ばれることは難しいでしょう。
ユーザーにとって有益な情報をサイトに織り込むには、まず初めに「サイト内のコンテンツを充実させる」ことが重要です。
「TOP、事業内容、会社概要」
例えばこれだけだと、自社の自己紹介だけで、ユーザーにとって有益な情報は折り込まれていません。
上記に加えて
「自社の商品の使い方、よくある質問、SNSボタン、自社ECサイトへの誘導」
などを追加するのはどうでしょうか。これは一例ですが、このように自社ホームページを訪れるユーザーが何を求めているのかをよく分析したうえで、コンテンツを作成していきます。
ホームページ内のコンテンツを充実させたら、「②トピッククラスターの考え方でブログを投稿する」ことに注力しましょう。
【解説】トピッククラスターモデルとは?トピッククラスターの作り方
トピッククラスターとは、あるテーマのピラーコンテンツ(画像:オレンジ部分)と、それに関連するクラスターコンテンツ(画像:アルファベット)の集合体で、互いにリンクで繋がりあっています。
このトピッククラスターのメリットは、一つの記事が評価されると、相乗効果でクラスター内の全ての記事の評価が上がる傾向にあるということです。
ここからは、トピッククラスターの作り方をみていきましょう。
ピラーコンテンツは、軸になるコンテンツのことです。このピラーコンテンツに関連して、さまざまなブログ記事を作っていくので、ここの選定はとても重要になります。
次にクラスターコンテンツですが、例えばピラーコンテンツを「美容室」にしたとしましょう。
まず、髪をカットしたい。カラーを入れたい。パーマをしたい。というユーザーが「美容室」と検索することが考えられますが、そのユーザーは1単語のみで検索するのでしょうか。おそらく、「美容室 カラー」「美容室 パーマ」などと複数の単語で検索するのではないでしょうか。
また、美容室でカラーした後のことを考えて、「カラー 長持ち 方法」などの検索をするユーザーもいることでしょう。
そう考えた時、検索されるであろうキーワードを盛り込んだ【美容師が教えるカラーの持ちが断然良くなるケア方法】などのブログ記事を書くなら、ユーザーにとって有益な情報となり、喜ばれることでしょう。
このように、ピラーコンテンツが「美容室」の場合、クラスターコンテンツは「カラー」「パーマ」「カラー長持ち」などがあげられるでしょう。
ピラーコンテンツから派生して考えられるキーワードをピックアップしたものがクラスターコンテンツになります。
そうすることで、とある記事を閲覧したユーザーに、同トピッククラスターの別記事への導線が準備されるので、たくさん記事を見てくれる可能性が高まります。
この考え方を軸にブログを投稿していくことで、Googleに「◯◯のテーマに強いホームページ」と認識してもらいやすくなります。結果として上位表示を狙うことができます。
非常にシンプルでわかりやすいこのトピッククラスターを活用し、ホームページを育てていきましょう。
次に、「③Wixのエディタ内の設定を行う」を説明します。
設定したいページのseo(Google)を開きます。
これを全ページ行います。
ここまでできたらエディタから退出し、ダッシュボードからGoogleに提出へと進みます。これが「④Wix SEO Wizで設定を行う」になります。
「サイトを提出」は、Wixの有料プランのみ利用可能です。自身でGoogle Search Consoleに登録することもできるので、必須ではありません。
よく、Wix SEO Wizで何度試してもエラーになり、次のステップへ進めないという声を聞きますが、Wix SEO Wizは、Wix側が設けたチェックリストなので、必ずしも全てのステップをクリアしなければならないわけではありません。
大切なのは、ユーザーにとって有益なコンテンツを更新し続けることです。コツコツ積み重なってホームページはseoに強くなります。
ここまで、Wixのseo設定についてトピッククラスターの考え方を含めてご紹介しました。
Wixは特に、複雑なコード設定などが必要なく、更新を素早く行うことができるため、変化の多い中小企業のホームページに最適です。
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