沖縄ブランディングlab

採用サイトがない会社が最初に知るべき、12の制作ステップ完全ガイド

作成者: Hiroki Teruya|25/05/01 21:46

採用サイトがない中小企業でも、マッチする人材を獲得できる12ステップを解説します。ペルソナ設計から運用改善まで、実践型の採用サイト構築ガイドです。

採用難の時代、「採用サイト」が武器になる

「人が採れない…」「募集しても応募がこない…」
この悩み、全国の中小企業で共通しています。

実際、私たちの会社も地方・小規模・無名。ですが、わずか2週間の募集期間で8名の応募を集め、マッチする2名を採用できました。それも広告費ゼロで、です。

どうしてそんなことができたのか?
それは採用戦略があったからです。
関連記事:なぜあなたの会社に人が集まらない?「刺さる言葉」の威力|採用戦略

今回は、採用サイトを持っていない企業でも“ゼロからはじめて成果を出す”ための12ステップをお伝えします。

この記事は2025年5月2日にPodcastにて配信した音声を元に作成しています。 Podcastも合わせてお聞きください。

 

5つのステージ×12のステップで作る「成果の出る採用サイト」

採用サイトを作って終わりではなく、「どう運用し、どう改善していくか」までを見据えた構成にすることで、はじめて成果が生まれます。

ステージ ステップ内容
1.現状把握 課題の言語化・魅力の棚卸し・ペルソナ明確化
2.戦略設計 ゴール設定・構成設計・素材準備
3.制作公開 制作進行・スマホ最適化・外部連携
4.活用運用 説明会活用・数値分析
5.継続改善 定期的な改善PDCA

 

【Stage 1|現状把握と自社の魅力発見】

Step1:現在の採用活動の課題を言語化する

例)応募が来ない、ミスマッチが多い、紹介しか頼っていない…
そもそも「どこに求人を出してる?」「その媒体は適切?」から棚卸し。
関連記事:【人口減少時代の採用戦略】なぜ今、採用サイトを作るべきなのか?AI活用で変わる採用活動の最前線

Step2:自社の魅力・強み・独自性を洗い出す

よくある勘違いが「社長が思う魅力=求職者に伝わる魅力」と思っていること。
客観的な視点で価値を言語化しましょう。
関連記事:【共感力爆上げ】「それ、私が言いたかったこと!」を生み出す心理学テクニック

Step3:理想の人材像(ペルソナ)を明確にする

今いる社員のような人材を取るのか?会社を進化させる新しい人材を取るのか?
Z世代を採用したいなら、Z世代の価値観に合う表現が必要です。
関連記事:失敗しないWebサイト制作の新常識「AIペルソナ会議」とは

【Stage 3|制作と公開】

Step7:デザイン・撮影・ライティングを進行する

ここは制作会社と連携。クオリティの担保とスピード感を意識。
関連記事:医療業界の採用サイト戦略:効果的な人材獲得のためのトレンドと実践ガイド

Step8:スマホ対応やスピードも意識して公開

モバイルファーストで設計。応募フォームまでの流れがスムーズかどうかが鍵。
関連記事:あなたのホームページ モバイルファーストインデックス(MFI)の準備できてる?

Step9:求人媒体・SNS・外部連携を設計する

Instagram埋め込み、インディード・マイナビとのエントリー連携など、外部導線との親和性も考慮。
関連記事:沖縄でインスタグラムをマーケティングで活用すべき理由

【Stage 4|活用と運用】

Step10:面接や会社説明会で積極的に採用サイトを使う

合同説明会や資料配布時は、採用サイトとパンフレット・ポスターのデザインを統一し、ブランド一貫性を持たせることが重要です。
関連記事:インナーブランディングを成功させる採用サイト制作のポイント

Step11:アクセス数・応募率・離脱率などを定期的に分析する

GAなどを活用し、「どこでユーザーが離脱しているか」を可視化して改善に繋げましょう。

【Stage 5|継続改善と自社メディア化】

Step12:数値やフィードバックに基づいて定期的に改善する

トレンドは1年で大きく変わります。サイトは「作って終わり」ではなく、運用・改善のサイクルが成果を生み出します。

採用サイトは“会社の営業マン”になる

採用とは、企業と人材の「相思相愛」を生み出すこと。
そのためには、求人票だけでは伝わらない“想い”や“空気感”を、Web上で丁寧に伝える必要があります。

採用サイトは、あなたの会社の魅力を24時間伝えてくれる採用営業マン。
人材難の今こそ、まず1ページ目から戦略的に設計していきましょう。

採用力強化を目的として、採用サイト制作をご検討中の方はお気軽にご相談ください。具体的な事例をご紹介します。