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制限があるからこそ工夫が生まれて行動が加速する

作成者: Hiroki Teruya|24/09/25 20:43

人は制限があるからこそ、工夫やアイディアが生まれて、行動も加速する。 だから、結果がでる。 お金もない、時間もない、ノウハウもない。経験もない。 そんな状況は、超絶ラッキーです。

なぜなら、制限があるからこそ、人一倍、少ないリソースで価値を最大化する工夫が生まれるから。

僕は独立したとき、資本金5,555円をどうやったら、555,555にすることができるか?を常に考えてました。 参加費5,000円のセミナーを開催し、1人しか集まりませんでした。 でも、その日に、そのセミナーに参加したお一人から500,000円受注しました。

自分には、選択肢が少ないと思ってるなら、アイディアや工夫が生まれやすく、行動しやすい環境が与えられてるってことです。

この記事は2024年9月26日に ポッドキャストにて配信した音声をベースに作成しています。 Podcast も合わせてお聞きください。

 

選択肢が多すぎると...

皆さん、こんな経験ありませんか?選択肢がたくさんあるのに、逆に何も決められなくなっちゃう。実は、これには科学的な裏付けがあるんです。

心理学者のバリー・シュワルツは、この現象を「選択のパラドックス」と呼んでいます。彼の研究によると、選択肢が増えるほど、人は決断を先延ばしにしたり、決断後の満足度が下がったりする傾向があるそうです。

私も日々、このジレンマと戦っています。マルチタスクが当たり前の毎日。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」って感じで、タスクを同時進行させようとするんです。でも、結果的に何も進まない。集中しようとしても、お客さんからの連絡が入ったりして、常に中断されるんですよね。

制限がもたらす集中力

でも、ふと気づいたんです。「今日一日、これだけやる」とか「この30分はこのタスクに集中」って決めると、意外と工夫が生まれるんですよ。

これ、「パレートの法則」って知ってますか?80%の結果は20%の原因から生まれるっていう法則です。つまり、本当に重要なタスクに集中することで、大きな成果が得られるんです。

制限下での創造性

面白いのは、リソースが限られているときこそ、創造性が膨らむんです。例えば、締め切りが決まっていて、時間が限られている。そんなとき、どうやって効率よく文章を書くか、考えますよね。

私の場合、こんな工夫をしています。

  1. サイトマップの作成はChatGPTに任せる
  2. ライティングはClaudeに任せる
  3. 最終的な調整は音声入力でやってみる

こうやって、限られたリソースの中で価値を最大化する方法を日々模索しているんです。

実践例:ウェビナーの告知

昨日、面白い体験をしました。自社のオンラインセミナーをXで告知したんです。なんと2時間で10名の申し込みがあったんですよ。

このセミナーを開催するために必要だったのは、ランディングページ(LP)の制作。使ったのは、Thinkificというオンラインコース作成システム。このシステム、最近ウェビナー専用のLP作成機能が実装されたんです。

AIにタイトル、ターゲット、提供価値、日時を入れるだけで自動生成してくれる。すごく便利なんですが、ここがポイント。デザインのカスタマイズができないんです。情報の追加もできない。

ThinkificのCoaching & Webinars機能

ThinkificのCoaching & Webinarsランディングページエディタ画面

一見、これって制限に思えますよね。でも、私はこう考えたんです。「開発者は、あえてこの制限を設けているんじゃないか」って。

制限がもたらす即行動

この制限があるからこそ、限られた枠の中でさっと作っちゃう。そして、すぐに行動に移せる。結果、2時間で10名の申し込みが入ったわけです。

これ、ビジネスの世界でよく言われる「MVPテスト」(課題検証)の考え方にも通じるんですよ。最小限の機能で素早くテストして、フィードバックを得る。そこから改善していく。まさに、制限が行動を加速させている例です。

まとめ:制限を味方につける

今回の経験から学んだこと。

  1. 選択肢を意図的に減らすことで、決断と行動が加速する
  2. 時間や資源の制限は、創造性を引き出すきっかけになる
  3. シンプルな仕組みや道具を使うことで、素早く結果を出せる

皆さんも、日々の仕事や生活の中で「制限」を見つけたら、それを前向きにとらえてみてください。「これがあるから○○できない」じゃなくて、「これがあるからこそ、○○ができる」って考え方に切り替えてみるんです。

そうすることで、意外な創造性が生まれたり、効率が上がったりするかもしれません。私自身、これからもこの「制限の中での最適化」を追求していきたいと思います。