皆さん、おはようございます。最近、ちょっとポッドキャストをお休みしていました。やっぱりですね、1回休むとずっと休み続けてしまうという慣性の法則が働いてしまうんですよね(笑)
でもね、よく木こりの例え話がありますよね。ずっと休まず木を切り続ける人と、時々休んでノコギリの歯を研ぐ時間をとる人、どちらが最終的に多くの木を切れるか。答えは後者なんです。
実は私、前者タイプでして(笑)。ガーッと思いっきりやり続けてしまって、あっという間に疲れて切れ味が悪くなってしまう。これは反省点ですね。皆さんはどうでしょうか?
このブログ記事は2024年12月1日にポッドキャストにて配信した音声をベースに作成しています。 Podcast も合わせてお聞きください。
DXは「変態」なんです
さて、先日ですね、Nottaと一緒にセミナーを開催しました。テーマは「音声から始めるDX戦略」。
よく中小企業の経営者の方々に「とにかく音声を記録してください」とお伝えしているんですけど、その理由についてお話ししたいと思います。
DXって「変態」なんですよ。え?変態?って思われるかもしれませんが(笑)、これは生物学の用語なんです。昆虫が毛虫からサナギになって蝶になる、このプロセスを完全変態と呼びます。
ITツールを入れただけでは、毛虫の足を速くするだけなんですよ。本当のDXは、いったんサナギになって、カオスな状態を経て、まったく新しい存在に生まれ変わることなんです。
なぜ音声記録が大事なの?
これからのAIの時代、単なる情報はあまり価値を持たなくなります。じゃあ何が価値を持つのか?それが「暗黙知」なんですね。
暗黙知とは「自分の中にあるけど、言葉で説明するのが難しい知識や技術」のことです。
例えば、ベテラン職人さんが「これちょっと違うな」って感覚で分かることとか、売れる営業マンの商談での絶妙な間の取り方とか。これって、なかなか言葉で説明するのが難しいですよね。
実際にやってみると
よくあるケースをご紹介しますね。ウェブサイト制作の打ち合わせで、こんな会話ありませんか?
「素材をください」 「パンフレットとかでもいいです」 「それもないんです...」 「じゃあ、こちらで作成しますね」
見積もり時には素材支給が前提だったのに、実際始まるとない。結局こちらで作って工数オーバー...(苦笑)
でもね、これを改善する方法があるんです。Zoomの打ち合わせをリアルタイムで文字起こしして、その場でChatGPTで分析する。40分ヒアリングしたら、残り10分で言語化して確認する。このやり方でめちゃくちゃスピードアップできてますよ。
まとめ
皆さん、まずは音声から始めるDX戦略、試してみませんか?もう2025年も目前ですよ。悔いのないように、一歩ずつ前に進んでいきましょう!
今日はここまで。また次回お会いしましょう!