昨日Xで「フリーランスが乗り越えるべき三つの壁」について投稿させていただいたんですけど、その中で一つ目の壁でつまずいてらっしゃる方がいるという声をいただきました。そこで今日は、私なりの経験を踏まえて、この壁を乗り越えるためのアドバイスをお話ししていきたいと思います。
この記事は2024年8月11日にポッドキャストにて配信した音声を記事化したものになります。Podcast も合わせてお聞きください。
まず、案件獲得・売上確保が難しいというつまずきについて。そもそも商談の機会が少ないとか、どうやってお客さんを見つけていけばいいのかというところが課題なのかなと思っています。
ここで重要なのは、お客さんを見つけるという考え方と、お客様があなたを見つけるという、二つの異なるアプローチがあるということです。この違いは全然違うんですね。
プル型営業は言い換えるとインバウンドマーケティングです。引き寄せるマーケティングのことです。インバウンドマーケティングはHubSpotが提唱している考え方です。HubSpotアカデミーでは無料でインバウンドマーケティングに関するノウハウを学ぶことができるのでおすすめです。
ここで、私の独立当初の話をちょっとさせてください。2018年4月にフリーランスとして独立して会社を作ったんですけど、最初の仕事は動画制作でした。18万円で10本の動画を受注したんです。
当時はパソコンもなくて、2万円のChromebookしかなかった。でも、スマートフォンで撮影・編集・公開するという方法を提案して、なんとか仕事を獲得しました。
当時スマホで作成した動画はこちらです。
さて、本題に戻りましょう。案件獲得の方法として、まず確率論で考えてみましょう。例えば、10人の方が今すぐ動画を作りたいと思っていたとします。でも、実際にすぐ発注する人は半分かもしれません。つまり、10人中5人がポテンシャルクライアントになるわけです。
ここで重要なのが、コンテンツマーケティングです。私も毎日ポッドキャストを配信していますし、最近は動画も始めました。これらのコンテンツは、潜在顧客との接点を増やすだけでなく、SEO効果も期待できます。
1回のポッドキャスト配信で、以下のプラットフォームに自動配信
これは1回の作業で5倍の露出が得られるということ。100回配信すれば、500ページ分のコンテンツが生まれる計算になります。
ポッドキャストの内容を文字起こしして、ブログ記事にも展開。
実際、私のブログからの問い合わせは、1件あたりの単価が80万円から200万円くらいの案件につながっています。
もう一つおすすめなのが、コミュニティへの参加です。私は沖縄に帰ってきてから、以下のようなコミュニティに所属しています。
特に経営者が集まるコミュニティがおすすめです。なぜなら、最終的に決裁権を持つのは経営者だからです。
地方ではGoogle検索よりも人的ネットワークが重要です。ローカルの経営者は「誰かいい人知らない?」と仲間に聞くことが多いんです。そのときに、あなたの名前が出るかどうかが鍵になります。
最後に、どのアプローチを選ぶべきかについてアドバイスします。
最後に、エビデンスとして少し数字を共有します。アメリカのコンテンツマーケティング協会の調査をご紹介します。
今日お話しした内容が、フリーランスとして第一の壁を乗り越えるヒントになれば幸いです。どの方法を選んでも、大切なのは行動を起こすこと。1年前から始めた人と1年後に始める人では、2年分の差がつきます。だからこそ、今すぐ始めて、コツコツと積み上げていくことが重要です。
あなたならきっと乗り越えられます。頑張ってください!
ご清聴ありがとうございました。